猛暑のせいでコロナ爆増? “関西レジェンド気象予報士”正木明と“元・厚労省医師“木村もりよの見解は…
連日続く猛暑によって、熱中症の緊急搬送数が1週間で1万人を超える事態に! さらには、猛暑の影響で新型コロナウイルスの感染者も爆増! どうやら、熱中症と同時に発症するケースも増えているらしい。この夏を乗り越えるための、専門家たちの見解は……!?
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総務省消防庁によると、7月22~28日の1週間に、なんと1万2666人が熱中症で救急搬送されたという。猛暑の今、熱中症だけでなく、新型コロナウイルスも気を付けなければいけない。厚生労働省によると、新型コロナウイルスの感染者は11週連続で増加しており、大阪府医師会の会長は「大阪府は現在第11波の中にある」と警鐘を鳴らしているのだ。
こうした新型コロナウイルス関連の発表に対して、「極端に恐れる必要はない」と語ったのは、厚生労働省の元医系技官である医師・木村もりよ氏だ。木村氏いわく、新型コロナウイルスと熱中症の共通対策は、「なにより体力(筋力)をつけること」とのこと。「体力が落ちればどんな病気もやってきます」というのが、彼女の主張だ。
ちなみに2024年の7月は、「この126年で最も暑かった」というのだから驚きだ。この衝撃事実を発表したのは、関西のレジェンド気象予報士・正木明氏。朝の情報番組『おはよう朝日です』で、35年もお天気キャスターを務めていることでお馴染みだ。正木氏は、この災害並みな暑さの根本的原因を「地球温暖化」と考えており、「諸説あるが、温室効果ガスは間違いなく温暖化の原因!」と語った。
さらに正木氏は、「日本は気候変動に対する認識が低すぎる!」と指摘。「とにかく気候変動に関して積極的に知っていくことから初めてほしい!」と視聴者に呼びかけつつ、お天気コーナーの在り方の見直しについても言及した。
なお、猛暑の根本的原因と人体に及ぼす影響は、情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』8月3日放送回で紹介された。猛暑による熱中症や新型コロナウイルスはもちろん、夏の高校野球や夏季オリンピック競技大会といったスポーツについても、我々は真剣に対策しなければいけないと考えさせられる。