「満足度1位」「口コミ人気ナンバーワン」はウソ? 悪質広告を見破る手段とは?
「満足度1位」と書かれた広告、本当に信じていいの? 悪質広告のカラクリに驚く情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』を無料配信中
「品質満足度ナンバーワン」「口コミ人気度ナンバーワン」「7冠達成」と書かれた広告につられて商品を購入した経験がある人は多いはず。こうした魅力的な広告の中には、悪質な調査会社によって順位や評価が“作られた”場合がある。消費者は、一体何を信用すればいいのだろうか?
企業や商品の優位性を最大限の表現で訴えた「ナンバーワン広告」。今やナンバーワン広告は世の中にあふれており、その中には不当表示も多い。弁護士の本村健太郎氏いわく、不当表示のナンバーワン広告を作る調査会社の手法は悪質なものばかりだという。本来の上位製品を別製品に差し替えて広告主の製品が1位になるまで何度もアンケート調査をしたり、本来の期間を無視して1位になった瞬間に調査を終了したりするのだとか。
もちろん、信じて良いナンバーワン広告もある。本村氏によると、テレビCMは信用に値するそう。その理由について「テレビ局側が事前に審査をするから」「本当にナンバーワンなのか、どんな調査をしたのか、客観的な根拠はあるのかといったことを事前にチェックしたうえで放送しているから」と語った。
さらに本村氏は、正しいナンバーワン広告と悪質なナンバーワン広告を判別できるポイントを紹介した。彼によると、「調査会社の名前」「調査内容の詳細(対象者や期間など)」「アンケートの質問文・選択肢」という3項目の記載があれば信用できるのだそう。逆に、「イメージ調査」という言葉には注意が必要だそうだ。
本村氏がナンバーワン広告について詳しく解説した情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』6月24日放送回は、動画配信サービスTVerで配信中。同番組で紹介された岸田内閣の支持率低下や、米中関係といったニュースも含めて要チェックだ。