愛娘を「嫁にやる」と信頼してくれた男を…!? 血濡れた主人公に「なんて業を背負わせて」視聴者絶望の『戦国妖狐』第2部開幕
殺戮を繰り返していた過去を全て忘れても、少年は血濡れた運命から逃げられないのかもしれない……。「涙なしには見れませんでした」といった声が続出した戦国バトルファンタジーアニメ『戦国妖狐』の新章では、そんな少年の旅が描かれる。少年は、とある村の少女と親しくなるが、彼女の父親を……!?
【動画】「全部、全部、全部……俺のせいなのに」と泣き出しそうな記憶喪失の少年。彼に村の子どもたちが放った、思いもよらぬ言葉とは?
アニメ『戦国妖狐』は、漫画家・水上悟志の人気コミックが原作。2024年1月期に第1部「世直し姉弟編」が放送され、7月17日深夜から第2部「千魔混沌編」の放送が始まった。第2部は、「闇(かたわら)」と呼ばれる魑魅魍魎を千体も身に宿す少年・千夜(CV:七海ひろき)と、人間の少女・月湖(CV:内田真礼)が主人公だ。
感情を持たない殺戮マシンのような千夜は、ある出来事でずっと眠っていたが、第2部の第1話でようやく目覚めた。しかし、彼は自分の名前を含む全ての記憶がなかった。いつしか千夜は、月湖ら村の子どもたちと友達になり、普通の子どものように遊ぶことに。やがて強大な力を覚醒させてしまうも、悪い闇から子どもたちを守った彼のことを、村人たちは受け入れた。月湖の父親は特に千夜を気に入り、「ずっと村にいたらいい」「月湖を嫁にやる」と笑顔だった。
しかし、この穏やかで幸せな日常は、突然村に現れた凶悪な「狂神(くるいがみ)」に壊された。最終的に千夜は狂神を倒したが、その代償は大きすぎた。彼は戦闘中に誤って月湖の父親を殺め、さらには村を壊滅状態にしてしまったのだ。血まみれの父親に泣き叫ぶ月湖と、炎が燃え盛る村を前にして、千夜は絶望のどん底に……。「全部、全部、全部……俺のせいなのに。全部、俺の……」と呟く彼は、今にも泣き出しそうだった。
全てを忘れて新たな人生を歩み始めたにもかかわらず、残酷な運命から逃れられない千夜。そんな彼にX(旧Twitter)上からは、「初手でなんて業を背負わせているんだ……」「いきなりヘビーな展開であった……」「自分のせいで人が死んじゃったって考えるとしんどいだろな」「2期1話からきっついなあ……」「巻き込み事故とはいえ、月湖の父親を殺してしまうとは辛い」といった声が続出した。
なお、アニメ『戦国妖狐』は毎週水曜深夜2時44分から放送される。