【大阪・飯盛山】福士誠治が体感する!神秘の滝と歴史ロマンを巡る寄り道登山【スカイA】

標高314mの飯盛山は、生駒山系の北端に位置し、四條畷市と大東市にまたがっています。山頂までにはさまざまなルートがあり、今回は龍の伝説を辿るルートを選択しました。神聖な空気に身を包まれる権現の滝や、戦国武将・三好長慶公の居城であった飯盛城跡など、見どころが満載!山頂には、麓の四條畷神社で祀られている小楠公・楠木正行の銅像が立ち、南北朝時代や戦国時代の戦いの跡も残されている歴史ロマン溢れる山です。飯盛山へは、JR大阪駅から約20分でJR四条畷駅へ。そこから四條畷神社までは徒歩約15分で到着します。山頂までの距離は約5km。今回は福士誠治さんがチャレンジします!

©️スカイA

寄り道旅の感覚で登山を楽しめる低山。
所要時間は約3時間です。

駅から参道を歩いていくと、四條畷神社の長い階段が見えてきます。南北朝時代、南朝側の武将で大阪東部を治めていた楠木正行公は、父・楠木正成の遺志を引き継ぎ、総大将として北朝の足利軍と交戦しました。その戦いは四條畷の戦いと呼ばれ、楠木正行は敗れて自害してしまいます。四條畷神社はその楠木正行と家臣らを祀っており、現在は桜や楓など四季折々の自然も人気のひとつです。

©️スカイA

飯盛山は願かけ登山としても有名で、授与所で願い札(初穂料500円)を頂き、そこに願い事を書き記し本殿に参拝します。その願い札を持って登山を行ない、山頂にある小楠公像前の願い札奉掲所に奉掲します。願い札は奉掲してしまうため、授与所では登山之証も頂けます。福士さんは「健康第一」と書き記し、「今年厄年なので、切に願って書かせて頂きました。これを今から届けに行きたいと思います!」と登山に向かいます。

©️スカイA

大阪の街並みを見下ろしながら、一路、龍尾寺へ。少し登ると急な下り坂があり、住宅街の中を通り抜けると、龍尾寺が見えてきます。奈良・東大寺の大仏造立に奔走したことでも知られる飛鳥時代の高僧、行基(668年~749年)が建てたと伝えられる龍尾寺。行基は水不足で困っていた集落のために雨乞いをし、そこに若い龍が現れて雨を降らせたという龍伝説の人物としても有名です。雨が上がった後、龍はばらばらの姿となり、その尾があったのが龍尾寺だと言われています。寺宝「龍尾」は辰年の時のみ一般公開されます。(2024年の公開期間:11月17日(日)~12月15日(日))

©️スカイA

龍尾寺から歩き出すと、その横にある権現川のせせらぎが聴こえてきます。四條畷市・大東市を流れる寝屋川の支流であり、かつては多くの水車が立ち並び、近隣の営みを支えていました。歩き続けているとトカゲや蛇に出くわし、福士さんは「龍ですね! 龍神がいる!」と大興奮。

©️スカイA

この続きを読みたい方は旅サラダPLUS+「https://tsplus.asahi.co.jp/articles/travel/60815/
山頂で頂く絶品“頂きメシ”やロケウラ話、登山に役立つオススメアイテムは「登山で頂きメシ!」番組HP「https://sky-a.asahi.co.jp/special/itadaki-meshi/」をご覧ください!

関連記事

おすすめ記事 おすすめ記事