大人しそうな引きこもりの末っ子王女が、深夜に敵国兵の宿泊するホテルへ不法侵入し……!?　アニメ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』（以下『キミ戦』）SeasonⅠ第10話で描かれた、王女の大胆な行動に驚かされる。

物語の中心人物は、超大国「帝国」軍の剣士イスカ（CV：小林裕介）と、超常の力を駆使する国「ネビュリス皇庁」の王女「アリス」ことアリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世（CV：雨宮天）。敵国同士の2人が惹かれ合っていく姿を描く。同アニメは2020年10月にSeasonⅠが放送され、2024年7月10日(水)よりSeasonⅡが放送開始となる。なお、2024年4月からSeasonⅠが再放送中だ。

アリスには、シスベル・ルゥ・ネビュリス9世（CV：和氣あず未）という妹がいる。シスベルは、以前まではアリスに負けず劣らずおてんばな性格だったが、現在は引きこもりがち。口数が少なく、頑なに他人を拒絶し、家族ですら関わろうとしない。そんなシスベルは、過去に帝国に囚われ、イスカに助けられたことがある。

SeasonⅠ第10話（6月12日深夜再放送）でとある国にやってきたシスベルは、命の恩人であるイスカと偶然再会することに！　シスベルはイスカとの再会を喜ぶが、彼のそばには仲間がいたため、一時撤退して付き人とある作戦を立てた。その作戦とは、イスカが宿泊するホテルへの不法侵入すること！　イスカともう一度再会したいがために、シスベルは彼が宿泊するホテルを突き止め、深夜に部屋へ忍び込んだ。

まるで寝込みを襲いにきたようなシスベルは、暗闇の中でイスカに刺客と勘違いされて床に押し倒されることに。一瞬焦るもすぐに凛とした顔つきになった彼女は、「わたくし、あなたに会いに来たのです。使徒聖イスカ、あなたにお願いがありますの」と話し始めるのだった……。

大人しそうなシスベルの大胆な行動に驚き、彼女とイスカの今後の関係が気になるアニメ『キミ戦』は、著：細音啓、イラスト：猫鍋蒼のライトノベルが原作。同アニメは、毎週水曜深夜2時14分より再放送中だ。