都知事自宅前で逆ギレ街頭演説、逮捕されても笑顔でピース 過激派「つばさの党」に警視庁は…

選挙の演説を妨害したことで、政治団体「つばさの党」の代表ら3名の男が逮捕された。妨害に加えて、東京都知事・小池百合子の自宅前での「逆ギレ街頭演説」や、逮捕時に報道陣へ見せた両手のピースサインなど、彼らの非常識な行動に絶句した人は多いだろう。

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【動画】逮捕された「つばさの党」代表の内縁の妻が街中で主張「不当逮捕だと私は訴えたい」

「つばさの党」が問題行動を起こしたのは、衆議院東京15区の補欠選挙が行われた4月だ。同党の代表らは、16日に演説をする他の候補者へ拡声器を使って怒号を浴びせ、別日に他の政党の選挙カーを追いかけ回した。こうした妨害行為を撮影した動画は約40本もあり、YouTubeでの再生回数は合計250万回以上と言われている。

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18日に警視庁が警告を出していたにもかかわらず、その後も選挙妨害を繰り返したつばさの党。同党は、選挙後の5月13日に警視庁から家宅捜索を受けるが、全く反省しなかった。なんと同党の代表らは、家宅捜索を受けた日の夕方に、小池都知事の自宅前で演説を始めたのだ。「我々が非常に悪いことをしているかのような印象操作が繰り広げられている」「警察を動かしているのは小池以外ありえない」「お前のせいだろ!」などという代表らの演説はただの逆ギレだ。その際には団体の支持者やマスコミ、警官なども集まり、閑静な住宅街は一時大混乱となった。

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この一連の騒動で、警視庁は任意捜査では限界があると判断し、5月17日につばさの党の代表ら3名の男を公職選挙法違反の容疑で逮捕した。それでも男達はどこか余裕だった。なんと彼らは、逮捕時や送検時に報道陣に向かってピースサインをしたのだ。

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この一連の流れに社会学者の西田亮介氏は、「表現の自由に関しては極力尊重されるのが大前提」としたうえで、その一線をはるかに超えたつばさの党の行為を悪質と見なし、段階を踏んで対応した警察の慎重さを評価した。そして、「ただ、逮捕されただけではなんとも言えなくて。起訴されて、有罪になってそれが確定してどうかっていう。それで収まるか収まらないかっていうところがポイントになってくる」と、“今後の選挙の在り方”について語った。

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なお、「つばさの党」の選挙妨害は、情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』5月25日放送回で紹介された。同放送回では、大統領や外相が乗ったヘリが墜落したイランの情勢や、専門家の調査でわかった尖閣周辺の問題についても知ることができる。

番組情報

教えて!ニュースライブ 正義のミカタ
毎週(土)あさ9:30

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