「これ最終回だっけ?」と勘違い不可避の超~胸熱展開 最強剣士&ツンデレ王女が初共闘した『キミ戦』SeasonⅠ第3話
本来は敵同士の最強の剣士とツンデレな王女が初めて手を組み、ラスボス級の強敵に立ち向かう! まるで最終回のような展開のアニメ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』(以下『キミ戦』)第3話のバトルシーンは、何度見ても胸が熱くなる!
物語の中心人物は、科学技術が発達した「帝国」の剣士イスカ(CV:小林裕介)と、星霊を宿し超常の力を駆使する「ネビュリス皇庁」の王女アリスことアリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世(CV:雨宮天)。戦場で宿敵として出会った2人が惹かれ合っていく姿を描く。同アニメは2020年10月にSeasonⅠが放送され、2024年7月にSeasonⅡの放送を控えている。なお、2024年4月からSeasonⅠが再放送中だ。
第3話(4月24日深夜再放送)で再会したイスカとアリスの前に、大魔女ネビュリス(CV:桑島法子)が突然現れた。大魔女ネビュリスは、100年前に帝国を火の海に変えた最強の星霊使いで、ネビュリス皇庁の建国者。同族たちから「始祖様」と崇められて長い間眠っていたが、なぜか目覚めた。そして、敵であるイスカだけでなく、なんと子孫であるアリスをも「邪魔者」と見なして攻撃してきた。
同族を平然と傷つけて、力で人々を屈服させようとする大魔女ネビュリス。イスカとアリスは、そんな大魔女ネビュリスの考えを否定して、「今この時代にあなたは必要ないわ!」「だからお前(あなた)はもう一度100年間眠ってろ(眠りなさい)!」と2人で立ち向かった。しかし、大魔女ネビュリスの圧倒的な力によって、イスカとアリスの体はどんどん傷ついていった。
しかし、どんなに大魔女ネビュリスに追い詰められても、イスカとアリスは屈しなかった。やがて、イスカとアリスの間に絆が芽生えると、奇跡が起きた。アリスの氷の力とイスカの剣技の見事なコンビネーションによって、大魔女ネビュリスが倒されたのだ。ラスボス並みに強い敵を、本来は敵同士である男女が協力して倒すというシチュエーションに加えて、大迫力の映像にも震える……!
第3話とは思えないほど熱いバトルシーンに、2020年放送当時は多くの視聴者が盛り上がり。当時のX(旧Twitter)上には、「なんか最終回みたいな展開になってない!?」「あれ? これ最終回だっけ?」「3話にしてクライマックス過ぎんか……」「いい最終回だった(まだ3話)」といった驚きの声が続出した。また、敵同士ながら相性抜群なイスカとアリスに対しても、「”100年眠れっ!!!”が痺れました!!」「ずっと組んできたの?ってくらい息ピッタリでちょっと笑った」「やはりこの2人仲良いな……めちゃくちゃ気があってるじゃんよ」といった声があがった。
アニメ『キミ戦』は、著:細音啓、イラスト:猫鍋蒼のライトノベルが原作。毎週水曜深夜2時14分より再放送中だ。