はるかぜに告ぐ、初ロケは苦難の連続!? カレー激戦区のヌシが不在…電話不通…いきなり絶体絶命のピンチ!
若手漫才コンビ「はるかぜに告ぐ」の一色といろ&とんずが街を知り尽くす“ヌシ”を探し、そのヌシが愛する絶品グルメを発掘するガチ企画『ヌシノメシ』。東京進出のため卒業したお笑いコンビ・さや香の後を継ぐ形で二代目ヌシハンターに就任した彼女たちの最初のロケは大阪・谷町四丁目。カレー激戦区として知られるこの街で、はる告ぐにいきなりアクシデント発生!?
カレー激戦区はいかにしてカレー激戦区となったのか。そのきっかけを作った人物こそ今回のヌシにふさわしい。2人はまず、最初に目についた“珈琲&カレー”と書かれた黄色い看板が目印の「珈琲館ジャクソン」を突撃した。創業以来45年の歴史を持つ同店のカレーは人気すぎて売り切れてしまっていたが、店主の西田美敏さんに話を伺うことはできた。ヌシの有力情報は得られなかったものの、カレー店が増えてきたのはここ5、6年のことだという情報をゲットする。
その後も2人は周辺を捜索するが。カレー店は多いものの有力情報は得られない。そんな中「絶カリー倶楽部」というカレー店でオクラとクリームチーズのトロトロ感が絶妙な「絶‘sセレクションカリー」(980円)に舌鼓を打ちながらヌシの情報を尋ねると、店主の松井彰さんは「バビルの塔の福田さんしか思いつかない」と断言した。カレー激戦区としての谷町四丁目は“裏谷四”と呼ばれているそうだが、その名付け親で裏谷四を広めたのが福田さんだという。
さらにカレー店を探していると、カレーも提供しているマフィン店「ワッツマフィン」を発見。店主の和田諭彦さんはカレー好きが高じてスパイスカレーも提供するようになったのだとか。ここでもやはり出てきたのは福田さんの名前。やはり福田さんが有力なヌシ候補で間違いなさそうだ。
さっそくヌシ候補の店「バビルの塔」へと向かった2人だったが、不運なことにこの日はお休みだった。打つ手がなくなった一行は一縷の望みをかけて「ワッツマフィン」を再訪。和田さんに相談したところ、福田さんに連絡をとってみてくれるという。
しかし電話は繋がらず、行き詰まった2人が「こんなご縁がないことあります?」と漏らしながら半ば自棄気味に手作りマフィンを頬張っていると、奇跡的に福田さんから折り返しの連絡があった。
「バビルの塔」に来た福田さんとようやく出会うことができた2人は、魚介の出汁を使った看板メニューのスパイスカレー「カツオキーマ」(900円)をいただき「さっぱりだけどパンチが効いてる」と目を丸くする。福田拓司さんが無事ヌシ認定を快諾してくれたことで、はる告ぐのはじめてのヌシ探しは無事成功に終わった。
谷町四丁目がカレー激戦区になったのは、福田さんはブロガーに「裏谷四と書いてください」と頼んだことがきっかけだった。バビルの塔の人気がきっかけとなり裏谷四という言葉が広がり、それとともにカレー店も激増したという。
そんなヌシが愛するグルメはスパゲッティだった。そのメニューが食べられる店に連れて行ってもらうと、そこはなんと「ワッツマフィン」。まさかのこの日3度目の訪問となった。具はベーコンのみ、チーズと牛乳で作ったトロトロの「カルボナーラ」(800円)を口にしたとんずは「ちょっとジャンキーな味がする、このシンプルさがいい」と絶賛。ヌシも「塩加減が完璧でしょ」といいながら美味しそうに頬張っていた。
ワッツマフィン(大阪市中央区徳井町2丁目1-15 徳井町ビル2階)
詳しい情報は番組HPでチェック!(https://www.asahi.co.jp/news-okaeri/#information)
毎週月曜~金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中の情報番組『newsおかえり』の人気コーナー「ヌシノメシ」は、毎週水曜日にお届けしています。