「ポツンと一軒家」58歳のとき胃ガンを発症し、胃の1/3を切除する大手術・・・長く生きられないのであれば、やり残すことがないように

種子島にポツンと建つ山小屋で夫婦の穏やかでにぎやかな暮らしぶりとは⁉ ご主人が勤務していた種子島宇宙センターのロケット打ち上げにも密着!

©️ABCテレビ

14日(日)放送のABCテレビ「ポツンと一軒家」は、鹿児島県の種子島の中央部でポツンと一軒家を発見! 衛星写真で確認すると、辺り一面がうっそうとした木々に囲まれるように建つ赤い瓦屋根の建物と、建物へと続く道沿いには畑らしきものも発見できる。
種子島へは鹿児島港からフェリーに乗って3時間30分ほど。到着したのは西之表港だ。車でフェリーに乗り込んだ捜索隊は、快晴の種子島に上陸。フェリーを下りると港からそのまま島の中央部にある最寄りの集落へ向かう。

西之表港から20キロほど走ると小さな集落が見えてきた。そこで、煙突から煙の出ている家を見つけると、79歳の男性の姿が。さっそく衛星写真を確認してもらうと「ここは…山小屋ですね」と心当たりがあるよう。しかし、拡大写真を見るや「ん? これはちょっと違うような」と山小屋とは別の場所のよう。住人のことはわからないものの、拡大写真に映し出された茶畑を見て、「この場所はわかるので、案内しますよ」と話してくれた。

©️ABCテレビ

男性が運転する軽トラックに先導され、茶畑のあるお宅を目指す捜索隊。未舗装の林道を抜けると、芝生の公園らしき場所のそばに瓦屋根の建物が。だが、建物を見つけたものの、先導する軽トラックを完全に見失っていた捜索隊…。どうやら、道を間違えて進んでしまっていたようだった。

今度は舗装された林道を進んでいくと、その先に建物を発見! 男性から「ここだと思いますよ」と紹介してもらうが、衛星写真と比べてみると何かがちがうよう。案内してくれた男性は「やはり、最初に浮かんだ山小屋じゃないかな」と思い直し、引き続き案内役を買って出てくれた。

これまで来た道を戻り、別の山道へと入っていく軽トラック。そこには「山小屋」と書かれた看板が。しばらく進むと畑沿いの砂利道となり、その先に立派な門構えが見えてきた。衛星写真と確認すると赤い瓦屋根の建物が建っている! ようやく目当ての一軒家へとたどり着いた。

翌日、改めて山小屋へと向かうと、80歳のご主人とその奥さま(79)が「どうぞどうぞ」と笑顔で出迎えてくれた。58歳のときに胃ガンを発症し、胃の1/3を切除する大手術を受けたというご主人。そのときに「長く生きられないのであれば、やりのこすことがないように」と、かねてから夢見ていた仲間たちと集うことのできる山小屋を生家のあったこの地に建てようと一念発起したのだという。

©️ABCテレビ

現在は、30キロほど離れた自宅から毎日この山小屋まで通っているというご夫婦。毎日のように友人たちが集い、穏やかながらもにぎやかな山小屋生活をしている意外な夫婦のストーリーには捜索隊も驚きの連続!? さらに、ご主人が勤務していた種子島宇宙センター近くの公園で、貴重なロケットの打ち上げの瞬間にも密着!

ABCテレビ・テレビ朝日系列で「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時58分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。

関連記事

おすすめ記事 おすすめ記事