さや香のヌシノメシ最終回は金子恵美と夜の福島巡り! 卒業スペシャルに石井「ハンカチを用意してご覧ください」
お笑いコンビ・さや香の新山と石井の2人が街を知り尽くす“ヌシ”を探し、そのヌシが愛する絶品グルメを発掘するガチ企画『ヌシノメシ』。4月から東京進出を果たすさや香最後の出演となった今回は卒業スペシャルということで、元衆議院議員で水曜レギュラーの金子恵美と3人で大阪・福島の夜を堪能した。
大阪の福島といえば朝日放送テレビからもほど近いグルメ激戦区だが、意外にも金子はまったく飲みに行ったことがないという。新山はそれならと、金子に今後も通ってもらえるような、女性が楽しく飲める店を探そうと提案。というわけで今回は、金子が一番気に入った店を福島のヌシとすることにした。
福島でのヌシ探しは2度目ということもあり、まずは前回のヌシが手掛ける店の1つ「とり藤 福島店」で情報収集。大賑わいの店を切り盛りする店員からパスタが評判という「上村家の食卓」の情報をゲットした。人気イタリアンTAKEUCHIで10年修業したという店主の上村諒介さんが始めた同店は、ロケ当日がオープン4日目だったにもかかわらずすでに連日満席状態。白ワインと一緒に自慢の「自家製ベーコンとグリーンアスパラガスのカルボナーラ(1600円)」をいただく金子はすでにご満悦の様子だった。
上村さんにオススメの店を尋ねたところ、隣にある串焼き店「DADA」が女性に大人気だという。さっそく移動し、店主の田里和喜さんが土佐備長炭でじっくり焼き上げた柔らかくてジューシーな「ハラミ(1本590円)」、外はカリカリで噛めば甘い脂が溢れ出す「丸腸(1本590円)」をいただくと、金子は「うん~まっ♡」を連発。焼酎ソーダ割りを片手に至福の表情を見せた。
続いて「魚串とあて巻き はち福」、9割が女性客というイタリアンの店「大衆イタリアン ブドウヤ」と伺い、女性が楽しめるお店の情報をさらに聞き出すと、店が綺麗で店員にイケメンが多いという和食居酒屋を教えてもらうことができた。昨年7月にオープンしたばかりにもかかわらず女性のリピーターが続出しているという「ザ★ジャグラー 福島の鷺洲店」は、清潔感のある明るい店内に伸びる20席の長いカウンター席が特徴。“女性には優しくしなさい”というのが社訓だと話す店長の外間光太郎さんによると、6割が女性客だという。
日本酒に合うオシャレな料理が人気の同店で、店長オススメの「さばのレアカツ(650円)」に舌鼓を打ちながら日本酒をクイッといただいた金子は、料理の味だけでなく外間さんの気遣いも女性に優しかった大満足。外間さんを今回のヌシと呼ばせてもらうことに決定した。
そんなヌシがグルメ激戦区の中で女性におすすめするヌシノメシは、焼肉スタイルで猪を提供するジビエ料理店「猪焼肉と鯨専門店 猪の居(ししのい)」。多くのグルメ通が通うという隠れた名店は、今回がなんとテレビ初出演とのことだった。オススメの今冬にとれた「猪焼肉 背ロース(1100円)」は臭みが少なくクセのない4歳前後のメス猪の肉で、一見脂身が多そうだが胃もたれしないさっぱり味が特徴なのだそう。刻みネギたっぷりの特製ポン酢だれでいただくと、金子はその美味しさに笑いがこみ上げるほどだった。
さや香の2人は今回をもって番組を卒業する。新山はこれまでの2年間を振り返り、「最初はコメンテーターの仕事に芸人として抵抗があった」と明かしつつ、水曜レギュラーの面々と出会えたことに感謝の言葉を口にした。唯一の心残りが「炎上できなかったこと」と笑わせると、つい先日も別の番組での発言が話題になったばかりの金子が「じゃあ簡単よ。×××××は地頭が悪いって言っちゃえばいい」とまたしても爆弾発言。酔った勢いで危険すぎるアドバイスを送り、スタジオを大爆笑させていた。
さや香に代わって来週からは、THE W決勝進出で注目を集めた4月から結成2年目の若手漫才コンビ「はるかぜに告ぐ」が「ヌシノメシ」を受け継ぐ。
猪焼肉と鯨専門店 猪の居(大阪市福島区鷺洲2-9-15)
詳しい情報は番組HPでチェック!(https://www.asahi.co.jp/news-okaeri/#information) 毎週月曜~金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中の情報番組『news おかえり』の人気コーナー「ヌシノメシ」は、毎週水曜日にお届けしています。