『ポツンと一軒家』までの道が崖崩れで通行止め 捜索隊が徒歩で雪山へ向かうと…?
宮崎県の雪山の頂上にポツンと佇む一軒家。麓町の住民いわく、その“ポツンと一軒家”に人は暮らしていないという。つづら折りの崖道を恐る恐る車で進み、途中から徒歩での雪山登山を強いられた捜索隊がたどり着いた、ポツンと一軒家の正体とは……!?
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捜索隊が目指すポツンと一軒家までの道のりはかなり過酷! 急カーブが続く山道は、上に行くほど細くなり、車1台がようやく通れるくらいの幅しかない。すぐ下は崖になっており、捜索隊は「ヤバくないですか?」「道がギリギリ!」「怖い!」などと大騒ぎだ。それでも彼らは、安全運転で上へ上へとのぼっていった。
8合目ほどの高さまで来ると、その先の道路は雪で覆われており、捜索隊は歩いて頂上へ向かうことに。凍結した路面に加えて、土砂崩れを起こした箇所も危険で、捜索隊は「こえええ~!」「恐ろしい!」とビクビク……。「指先の感覚がなくなってきた……」と体力の限界が近付いた頃、ようやく捜索隊はポツンと一軒家にたどり着くことができた。
捜索隊がやってきたポツンと一軒家の正体は、「浅ヶ部八十八ヶ所」霊場めぐりの1つである寺院「焼山寺」だった! 浅ヶ部八十八ヶ所は、江戸時代の大飢饉の死者たちを供養するために「四国八十八ヶ所」の各寺院から土を譲り受けて開かれた霊場だ。88もの祠が参道沿いにあり、徹夜でお経を唱える行事「おこもり」を行う建物「おこもり堂」が山頂にある。麓町の住民は、このおこもり堂で参拝客をもてなすのだとか。
なお、焼山寺は、2月25日に2時間スペシャルで放送されたバラエティ番組『ポツンと一軒家』で紹介された(動画配信サービスTVerで無料配信中)。同放送回で捜索隊が高知県の山奥で発見したポツンと一軒家と、「日本のスイス」と称される絶景にも注目だ。