『真夜中の定点観測』24時間営業のドラッグストア スーツ姿の列車運転士が持つ普段とは別の「顔」とは…?

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街で気になる、あの場所、この場所にそっとカメラを置き、密着する『真夜中の定点観測』。今回の舞台は、大阪市西淀川区にあるドラッグストア『ウエルシア西淀川野里店(にしよどがわ・のざとてん)」。このお店のウリは、24時間営業。処方箋の受付も平日は深夜12時までやっています。薬や、日用品、食料品まで多くの品が並ぶ24時間営業のドラッグストア、いったいどんな人がやってくるのでしょうか?

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後ろ姿が凛々しい、スーツを着た男性を発見。手に持つのはお酒やお菓子など。「休みの日しか(お酒を)飲めなくて、仕事終わったところなので。明日休みだから今日は飲める。」そう話してくれた男性は列車の運転士をしている、34歳の神田(かんだ)さん。実は、鉄道で働く姿とは別にもう一つの「顔」があるようで…。

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「自分の時間にボランティアでサツマイモ農家もしてるんですよ。」

大阪をさつまいもの“産地”にするために仲間4人とともに、オオサカポテトという団体で農業をしているのでした。

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「子どもたちに自然豊かな未来を届ける」「消費者と生産者をつなげる」「使われていない畑をなくす」という3つの夢が込められた“夢シルク”という独自のブランドを作っているそうです。能登半島地震の被災地支援もオオサカポテトの仲間と一緒に考え、すぐに行動した神田さん。災害で苦しむ人のために汗を流す、もう一つの「顔」に心が熱くなります。

【動画】深夜に来店。病気と向き合いながらトラックで食品を配送する男性

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夜も更けて、日付が変わり、午前2時。店内のお客さんもまばらになった頃、何かを探している女性が…。

尋ねたところ86歳の母親のために初めておむつを買いにやってきたそうです。母親は腎臓に持病があり、普段は使わないのですが薬の作用で2日間だけおむつが必要になったとのこと。

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「お母さんはどんな方ですか?」と尋ねるとにっこり微笑んだ女性。「似てるんですよ。分身みたいな感じがしてて。穏やかですね。おっとりしてて。仲良しだと思います。なるべく元気で暮らしてもらいたいなと思って。」

“お母さんとできるだけ長く一緒にいたい…”そんな思いが彼女から伝わってきました。

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定点カメラが捉えた24時間営業のドラッグストア『ウエルシア西淀川野里店』はそれぞれ生活リズムが違っても、誰もが日々の中で安心できる心のより所でした。

シリーズ・『真夜中の定点観測』は『news おかえり』のコーナーで紹介しました(→動画はこちらから)

『news おかえり』は毎週月曜~金曜午後3時40分ABCテレビで放送中。

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