「ヌシノメシ」始まって以来一番の下町で絶品グルメ探し! 昭和レトロ感漂う大阪・玉出でいただくのはシンプルで最強の一品

お笑いコンビ・さや香の新山と石井の2人が街を知り尽くす“ヌシ”を探し、そのヌシが愛する絶品グルメを発掘するガチ企画『ヌシノメシ』。下町人情溢れるレトロな街・玉出が舞台の今回は、どんなヌシに出会えるのだろうか。

©️ABCテレビ
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この日のロケは新山が病欠で不在。1人でヌシを探すのは心細いということで、石井は公私ともに仲が良いというオーサカクレオパトラのりえちゃんに助っ人をお願いすることにした。普段はよしもと漫才劇場を中心に活躍しているりえちゃんは、石井のダンスグループ「石井ダンサーズ」のメンバーでもある。

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今回のヌシの条件は、下町ということで昔から変わらぬ「昭和の面影を残すリフォームゼロのお店」を構えている人に決定。玉出本通商店街でヌシ探しを始めた2人は、さっそく看板に某国民的アニメのキャラクターなどが描かれたコミック店を発見。人気キャラが大集合した看板が、早くも昭和感をプンプン漂わせている。さらに、手描きメニューがいい味を出している雰囲気満点のクレープ屋台を見つけると、「安っ~!」「ちょっとやっててほしかったな~」と店主不在を残念がっていた。

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最初に話を伺ったのは、千慕里庵という和菓子屋さん。りえちゃんがアポ取りに初挑戦ということで店内にお邪魔したところ、思いのほか盛り上がってしまったようで笑い声が店の外まで漏れてくる。そして石井のもとに戻ってくると、「すみません、もうちょっとで茶菓子とお茶飲むところでした」。さすがのコミュニケーション力を見せつけた。

店主の種子島さんによると、建て替えをする店舗が多いなか北川さんというお米屋さんだけは昔の雰囲気が残っているという。「(いい)画は撮れると思います」と、テレビ映えまで気にしてくれた回答に石井も「考えていただいて助かります」と感謝しきりだった。

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さらに別のお店では、歴史の古いお煎餅屋さん“たからや本舗”の店主なら玉出のことをなんでも知っているという情報をゲットした。しかし店舗を訪ねてみると、92歳だというヌシ候補の店主は体調を崩して入院しているところだった。病院では元気だそうだが、入院先まで行くわけにもいかないため、他のヌシ候補に心当たりはないか尋ねてみると、やはりここでもお米屋さんの北川さんの名前があがった。

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ということでいざ、北川米穀店へ。2人はをひと目見た瞬間「昭和レトロそのままや」「本当に“これぞ”という感じ」と納得の様子を見せる。出迎えてくれた2代目店主の北川禎彦さんに、50年近く使っているという年季の入った精米機を見せてもらった石井は「すげえな! 歴史の博物館とかにあるやつちゃうん?」と仰天。創業以来98年、昔ながらの製法で地元民の胃袋を支えてきた北川さんを“玉出のヌシ”に決定した。

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そんなヌシが愛してやまないというヌシノメシは、「釜あげうどん 楽」の“きつねうどん”。これには石井も「なんか玉出って感じやなぁ、シンプルやなぁ、ええなぁ」と妙に納得していた。

きつねうどん(803円)は、その日に合わせて配分を調整する自家製麺に、北海道産の昆布・4種類の節・うるめいわしで出汁を取り出し花鰹で香り付けしたスープと、こだわり尽くしの一品。まずスープをすすった石井は「おいしい!出汁が効いてる」と驚くと、続いてうどんを口に運び「弾力がありすぎず、柔らかすぎず、めちゃくちゃ完璧や」と絶賛。さらにあげを口に入れた瞬間「うま!なんて上品な甘み」と目を丸くしていた。

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「きつねうどんって、他と変わるのかな」と半信半疑だったという石井だったが、「ちょっとちゃうな」とその美味しさに舌を巻いた様子。りえちゃんは「この美味しさ、ブラウン管の向こうの皆さんにちゃんと…」と言いかけて「あ、ごめんなさい、レトロ回りすぎてブラウン管って言っちゃいました」とオチをつけた。

スタジオでは、普段とは違うメンバーでのロケで先輩っぽさを見せた石井に「新鮮」「お兄ちゃんやった」と好評の声もあがっていた。

 

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釜あげうどん楽(大阪市西成区玉出西1-5-13)

詳しい情報は番組HPでチェック!(https://www.asahi.co.jp/news-okaeri/#information

毎週月曜~金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中の情報番組『news おかえり』の人気コーナー「ヌシノメシ」は、毎週水曜日にお届けしています。

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