みやぞん「わんだふるぷりきゅあ!」は、あのアクション俳優の映画みたい!?
★21年目に突入!史上初!犬のプリキュアに込めた思いとは?
会見にはまず「わんだふるぷりきゅあ!」のプロデューサーを務めるABCアニメーション・多田香奈子が登壇。昨年20周年を迎えたプリキュアについて「様々なチャレンジをする中で感じたのは沢山の視聴者の皆さまとの絆です。20年という長い歳月をかけて紡いできた物語は、確実に子供たちの心に種を残し、大人になって 新たな光として心の奥で芽吹いている。そのことを実感させていただいた20周年でした」と感謝の気持ちを述べました。
そして21作目となる今作について「まさに新たなステージに立っています。プリキュアは大事にしている2つのことがあります。それは常に変わらない信念。そしてもう1つは、常に新しいチャレンジをすることです。皆様が20年愛して育ててくださったプリキュアの姿は、今年も決して揺らぐことはありません。そして新しいチャレンジとしてプリキュア史上初の犬のプリキュアが誕生いたします。伝えたいことは思いやることの大切さです。私も犬と共に過ごしているのですが、動物たちから私たちが学ぶことはとても多いです。犬は人間のことをよく見ています。そして驚くほどの愛情を私たちに与えてくれます。相手を知ろうと努力すること。そして相手の気持ちを一生懸命考えること。それは動物同士であっても、人同士であっても、そして動物と人の間であっても、その大事さは決して変わることはありません。動物も人も『みんな なかよし!わんだふる~!』そんな世界になるよう、思いを込めてこの作品をお届けしたいと思います」と新シリーズに込めた思いを語りました。
★新キャストの長縄まりあ・種﨑敦美が“名乗り”とともに初お披露目!
続いてメインキャストの声優を務める長縄まりあ・種﨑敦美の2人が登壇。一緒にステージに登場したキャラクターたちと、息を合わせながらの“名乗り”が披露されました。
そしてキャストに決まった瞬間の気持ちについて——
【キュアワンダフル/犬飼(いぬかい)こむぎ】を演じる長縄まりあは、「演じることが決まった瞬間は本当に信じられない気持ちでいっぱいだったんですけど、やっぱりプリキュアはかっこよくて、ヒーローで、そしてかわいいっていう私の中で夢のように素敵な存在なので、一生懸命力の限り頑張らせていただこうという気持ちで溢れていっぱいでした」
【キュアフレンディ/犬飼(いぬかい)いろは】を演じる種﨑敦美は、「これは確実に世界で1番嬉しい幸せな戸惑いなんですけど、私は昨年の『映画プリキュアオールスターズF』にも、プーカ役で出演させて頂いていたので、第一声は『私でいいんですか?』でした。でもアフレコでキャストの方から声をかけて頂いたり、キャストが発表されて『おめでとうございます!』と言って頂いたりするうちに嬉しさが大きくなり、日を追うごとに頑張らねばという思いが積み重なっていきました」と述べました。
続いては「プリキュアという存在はお二人には、どんな風に見えていますか?」という質問に——
長縄まりあは、「プリキュアはかっこよくて強くて、可愛くて、女の子の夢が全て詰まっている素敵な存在。小さい頃はある日突然プリキュアになって、かっこいい技を出したり可愛いリボンとかつけたりできるんじゃないかと夢見ていました。私にとってプリキュアは沢山の夢をくれる存在です」
種﨑敦美は、「『映画プリキュアオールスターズF』の時にも感じたのですが、プリキュアってホントに応援したくなるし、もう自然と気持ちが熱くなって、自分もなりたいって思う存在なんです。それが20年も続いて、これだけ多くの方に愛されてきている。全プリキュアLIVEをアーカイブで拝見したんですけど、そこでも応援してくださってる皆さんの熱量と思いがすごいと感じました」
さらに2人は、それぞれが演じるキャラクターの魅力と、「ココを絶対見てほしい!」というポイントを発表。
長縄は、「こむぎの魅力はいろは、そしてフレンディが大好きなところです。本当にもう大好きという思いが強すぎて、アフレコ中に気持ちが先走りすぎて早口になったり、息が切れてしまうことがありました。大好きという気持ちを体いっぱい使って表現し、すごく豊かな表情で伝える。そんなこむぎ・キュアワンダフルが私はすごく魅力的だと思います」
種﨑は、「いろはの魅力は、心の中にすっと入ってきてくれるというか、人間も動物も、みんないろはのこと好きになっちゃうんじゃないかなっていうくらい、“生きとし生けるものたらし”なんです。そこが最高の魅力だと思います」と絶賛しました。
会見ではここで、これまで未発表だったプリキュア2名のキャストが発表され、キュアニャミーには松田颯美、キュアリリアンには上田麗奈が決定したことが明かされました。
★愛犬家で知られる芸人・みやぞんが「わんぷり」応援スペシャルゲストとして登壇!
続いては、愛犬家として有名なみやぞんが「わんぷり」応援スペシャルゲストとして、ギターを弾き歌いながら登壇。
まずプリキュアシリーズに史上初の犬のプリキュアが登場すると聞いた時の感想を聞かれると——
「斬新ですよね。私ワンちゃん大好きなんで、もう夢の世界ですよ。『わんだふるぷりきゅあ!』第1話も観たのですが、これ現実だったらめっちゃいいなって、胸がキュンってなるような感じ。本当に心が浄化されるような感じでした」。
「昔、中学生の時に、足の骨を折って手術したことがあるのですが、ジャッキー・チェンの映画を観て手術するのが怖くなくなったんです。(「わんだふるぷりきゅあ!」は)その時のジャッキー・チェンの映画のようでした。なので皆さんも何かちょっと勇気が欲しい時には、『わんだふるぷりきゅあ!』を見てほしい。見たら変わります。胸がキュンってなるし、幸せな気分になれます」とコメント。
また自身にとってのワンちゃんの魅力について聞かれると、「私一人で住んでるので、家に帰ってワンちゃんがいないと、お酒を飲みながらテレビを見て終わるんです。でもワンちゃんがいると『どうした…?おいで』ってなる。このふわっと優しくなる気持ち、それが出るのか出ないのかで人生が全然違う。気持ちが優しくなれるような相手です」と語りました。
そしてキャストの2人が共に過ごしている動物と、絆を感じたエピソードを披露。「ポコという文鳥を実家で10年くらい飼っているんです」という長縄は、「頭や手に乗ったり、あと求愛ダンスをしてくれるんです。鳥の匂いを嗅ぐ鳥吸いもします」と文鳥との暮らしの楽しさを。一方、「せれぶ」という名前の猫を飼って7年目という種﨑は、「毎日一緒に寝ています」と話し、「以前、テレビで悲しいニュースを見て号泣してしまったことがあるんですが、その時、せれぶが近くに寄ってきて私の膝の上にそっと手を置いてくれたんです」と思い出を語った。話を聞いたみやぞんと長縄も「(動物って)わかるんだよね」と共感していました。
続いて番組プロデューサーの多田が、「わんだふるぷりきゅあ!」では、犬のこむぎが人の言葉を話せるようになり、飼い主でもあるいろはと会話を通して思いを伝えあい、絆を深めていくことを紹介。
それに因んで、もし自分が動物と会話することができたら、どんなことを聞いてみたいかという質問に、長縄は「文鳥のポコはお母さんが大好きなんですが、たまに間違って私に求愛行動をしてくることがあるんです。間違ってるよ~って伝えると、その後はしれっとしてるんですけど、あの時、どんな気持ちなのかを聞いてみたい」と吐露。種﨑は「本当に幸せでいて欲しいので、『何が一番幸せ?』と聞いてみたい」、みやぞんは「トラとハグしてみたいので、『どうやったら襲われないの?』と聞いてみたい」と密かな願望を明かしました。
そして「自分にとって動物はどんな存在か」という質問には、長縄が「一番の味方でいてくれる大切な存在」、種﨑は「相棒。近くにきてくれることによって毎日助けられています」、みやぞんは「自分を成長させてくれる存在。動物から学ぶべきことは沢山あるので、いつも見習っています」と、動物への感謝の思いを述べました。
会見の最後には、キャスト陣が「皆さんの毎日が大好きな絆であふれる1年、素敵でワンダフルな1年になるように一生懸命頑張っていきます。どうぞよろしくお願いいたします」と視聴者へのメッセージを語り、和やかで笑いにあふれた会見は、お開きとなりました。
「わんだふるぷりきゅあ!」は、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネットで2月4日(日)あさ8時30分よりスタート!*BSS山陰放送では2月11日(日)朝6時15分よりスタート!