あの夏の感動をもう一度! 4年ぶりに甲子園に響いた「声」と高校野球にかける球児たちの「想い」
今年も大きな盛り上がりをみせた夏の甲子園。4年ぶりに「声出し応援」が復活した球場には様々な声が響いた。甲子園に響いた「声」を通して、この夏を振り返ります!
「慶応が示した エンジョイベースボールのカタチ」
2023年夏の甲子園は慶応の107年ぶりの優勝で幕を閉じた。
丸刈りではない頭髪、常に笑顔でプレーする姿、練習では自主性を重んじ、監督をさん付けで呼ぶ。
これまでの高校野球のイメージとはかけ離れたチームの形。
「自分たちが優勝することで新たな可能性が示せる」
慶応が目指した、新時代の高校野球とは ―。
「花巻東・佐々木麟太郎が信じた声」
“高校通算140本塁打”1年生の時から注目を浴びてきた花巻東・佐々木麟太郎。準々決勝の相手は、史上7校目の夏連覇を狙う仙台育英。
試合は、0-9と大きくリードされ9回の攻撃へ
佐々木麟太郎はこの回、9人目のバッター。
絶望的ともいえる状況の中、花巻東ベンチから、誰ともなく声が聞こえてきた・・・「麟太郎まで回すぞ!」
すると、ひとり またひとりと打線がつながっていく―。
「届けたかった声 届けた想い」
千葉代表・専大松戸はアルプスの大声援を受け、3回戦に進出。
しかし、試合が行われた8月16日、試合開始になっても野球部の控え選手や吹奏楽部、チアリーダーは、まだ甲子園に到着していなかった。
前日の台風の影響で新幹線の運行に遅れが生じていたのだった。
ガランとしたアルプススタンドのなかで試合が進む… そのとき!甲子園に思いもよらぬ光景がひろがった。
「高校野球スペシャル2023 甲子園が聴いた声」は、ABCテレビで12月30日(土) あさ 7時から放送!