「M-1グランプリ」あの企画はどうやって生まれた? 話題の”方言広告”のウラ側・・・
ついに漫才頂上決戦「M-1グランプリ」が2日後に迫ってきました。開催はクリスマスイブ!ですが、テーマを決める会議は、実は8月頃にスタートしています。
初手は、総合演出が考える今大会へのイメージを語るところから。今年は、「大会に臨む漫才師やスタッフが奮い立つ言葉、そして、一瞬のきっかけで閃光を放って一気に覚醒するような…」というものでした。そこから生まれたのが「爆笑が、爆発する。」です。短くもすべてが凝縮された「爆笑が、爆発する。」…この瞬間を生み出してもらえるような最高の舞台づくりに、今、全スタッフで取り組んでいます!
これと並行して、決戦の日まで視聴者の方々にテンションをあげていただきたいと世に出しているのが広告です。今年、PR担当の私が特に気に入っているのが、青森県内で実施しているポスターです。過去のファイナリストたちのネタ名言を、津軽弁・南部弁に翻訳してポスターにし、青森県の12ヶ所に掲示しています。この12ヶ所をつなぐと、なんと「M-1」の文字になるんです!
私の大好きなミルクボーイさんの「その特徴はもう完全にコーンフレークやがな」を津軽弁にすると、「そいだばもうすっかどコーンフレークだべな」となり、そのポスターを青森県観光物産館アスパムさんで掲示していただいてるのです。地元の方々はもちろんのこと、ABA青森朝日放送さんの協力もいただき…感謝の気持ちでいっぱいです!
PR施策はこのほかにも、ウエストランドさんのツッコミを生かしたクリスマスポスターや、日食なつこさんの曲「ログマロープ」を起用させていただき、M-1戦士たちの姿で紡いだ4分のプロモーションビデオなど盛りだくさんで展開しています。そして12月23日(土)には、新宿で号外も配布します!
この場をお借りして、たくさんの笑いを提供してくださる漫才師のみなさん、番組を応援してくださるファンのみなさん、そしてM-1を愛し、たくさんのアイデアをくださったクリエイティブチームに感謝いたします!!
「ナイショスクープ」は、年内は今回が最後となります。次回は1月11日(木)更新です!お楽しみに~!
▼筆者プロフィール
K川・・・モスキート音テストで60歳代と判定された後、人間ドックの聴力検査もイマイチ聞こえず落ち込み続けています…(泣)
M-1グランプリ2023×日食なつこ「ログマロープ」
(スポニチアネックス「ABCテレビの探偵!ナイショスクープ」より引用※一部変更)