大阪・堺の“かわいそうな樹齢850年の木に”秘められた“激動の歴史”をA.B.C-Z塚田僚一&福井治人アナが大調査

大阪府堺市の神社には、“かわいそうな樹齢850年の木”がある。長い年月を生きた大木のはずなのに、なぜ“かわいそう”なのか? A.B.C-Zの塚田僚一とABCテレビの福井治人アナウンサーが調査すると、その理由に激動の歴史が関係していた……!
【TVer】謎のヒントは「丸みがあって中は筒抜け」 A.B.C-Z塚田僚一がひらめくも、見守るスタジオ一同は爆笑


“かわいそうな樹齢850年の木”は、南海電鉄堺駅から徒歩約10分の菅原神社の楼門に鎮座している。その正体は、“千両松”という名の松の幹。地面から生えているわけではなく、伐採されて朽ちた状態で保存されている。

菅原神社の関係者いわく千両松は、神社から約5km先の浜寺公園にあったもの。同公園は昔から、「松が有名なところ」だったそうだ。そこで塚田と福井アナは、調査のために浜寺公園へ向かった。

浜寺公園は、明治6年に開園した公園。広大な園内には、明治維新の元勲・大久保利通がこの地の松林伐採を惜しんで詠んだ和歌の石碑がある。この石碑から塚田と福井アナは、「千両松は明治維新の近代化により、惜しくも伐採されてしまったもの」と推理。しかし歴史探訪プランナーの森なおみさんに、「千両松と明治維新は関係ありません!」と否定されてしまった。

実は千両松は、長年、堺市民に愛されたシンボルツリーで、大久保利通が例の和歌を詠んだ明治6年には切られていない。森さんいわく、「でもその後、激動の世の中になり、公園内にある大規模な施設を造ることになったので、千両松を含むたくさんの松を伐採せざるを得なくなった」そうだ。
大事な千両松を伐採してまで造った、大規模な施設とは何か? そのヒントとして森さんは塚田と福井アナに、「丸みがあって中は筒抜け」と伝えた。


そこで塚田と福井アナは、広大な浜寺公園を大調査! 明治維新後の日露戦争に着目して、約1時間かけて“日露友好の像”のもとへ向かうも、謎と関係なさそうで撃沈してしまった。その後も2人は、昼食を抜いてまで“丸みがあって中は筒抜け”なものを必死に探すが、“これだ!”というものを見つけられず迷走した。


そんな中で福井アナは、園内に点在する消火栓に目が留まった。説明版によるとこの消火栓は、米軍の家族住宅を火災から守るために活用されていたようだ。この情報から福井アナと塚田は、「千両松を伐採してまで造った大規模な施設とは米軍キャンプ」と確信した。

福井アナと塚田の推理の結果は、100点満点中……なんと100点! 森さんによると浜寺公園には、「戦後間もなく昭和21年~33年まで、米軍の軍人用家族の住宅地が造られた」という。225戸もの住宅と、31棟の公共施設があり、さながらひとつの町だったらしい。

いくら歴史があって大切なものも、戦争になればあっけなく消えてしまう。平和の尊さや戦争の危うさなどを考えさせるために、伐採された千両松を菅原神社では今も大切に保管しているのだった。

なお、“かわいそうな樹齢850年の木”こと菅原神社の千両松の謎は、情報番組『newsおかえり』(毎週月曜~金曜午後3時40分、ABCテレビ)内の「福井×塚田のなんでやねん!?」3月17日放送回で紹介された。
【TVer未公開映像】A.B.C-Z塚田僚一、河合郁人にダメ出し!? なぜ100点が取れないのか……ペアを組む福井治人アナも塚田に同意!?



