京都・フレンチ「wavie」の若きオーナーシェフ 日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35」に挑戦!大阪・関西万博で頂点目指す
大阪・関西万博の閉幕が迫る10月4日、大阪市内では若き料理人たちによる熱き戦い「RED U-35」が開催されていました。35歳以下の若き才能を発掘する日本最大級の料理人コンペティション。厳しい審査を勝ち抜き、万博で行われるファイナルを目指すのが、京都市内にフランス料理店「wavie」を構えるオーナーシェフの田村和儀さんです。
昨年11月、田村さんと妻の未有生さんが京都市右京区の閑静な住宅街にオープンした「wavie」。昼夜共に完全予約制の料理は、旬を大切にしながら、食材の意外な組み合わせで新たな味わいを生み出し、大好評です。
大阪府生まれの田村さんは現在32歳。高校卒業後、辻フランス・イタリア料理マスターカレッジに進学。フランス料理の道に進み、大阪のフランス料理店を経た後、若くして京都のホテルの総料理長を任されます。そして、自分自身の料理を追求したいと独立。昨年の11月29日に「wavie」をオープンし、たちまち評判になりました。
そんな田村さんが挑戦しているのが「RED U-35」。ジャンル不問・プロ限定で競われるこのコンペティションでは、料理技術だけでなく、発想力や表現力、人間性、将来性などが審査されます。今年の応募者数は511人。田村さんは、一次、二次、三次審査を突破し、セミファイナルの9人に選ばれました。調理審査に向けて新たなメニューを考案する田村さん。
決戦を前に師匠に会いに行きました。迎えてくれたのは、ミシュランの一つ星を獲得する大阪市内のフランス料理店「Difference」の藤本義章シェフ。師匠から調理審査へのアドバイスをもらい、気合が入ります。
10月4日の決戦当日。1時間の持ち時間で13人分の料理を作ります。アシスタントは調理師学校の学生さん。味だけでなく、調理の手際や試食での質疑応答まで、すべてが審査の対象になります。事前の抽選で田村さんは9人中8番目に調理することに。この中から5人がファイナルへと進みます。実技試験を終えた田村さんの手ごたえは…?
「LIFE~夢のカタチ~」は、11月15日土曜 午前11時から放送。(ABCテレビ/関西地域で放送、TVer見逃し配信あり)







