女子プロレスのレフェリーと噺家の二刀流!? 実はあの師匠の弟子“バイリンガル落語”で世界を見据え新たな扉を開く
23歳という若さで多彩な才能を発揮する、六代桂文枝の22番目の弟子、桂文りんさん。堪能な英語力を生かした英語落語で伝統芸能を世界に広げようと奮闘しています。新進気鋭の噺家のもうひとつの顔が女子プロレスのレフェリー。異色の二刀流として注目されています。
ある日、文りんさんが向かったのは、京都の山科で開かれる落語会。上方で活躍中のそうそうたる噺家たちが出演する会のトップバッターを務めます。演目は文枝師匠の創作で、外国人の客室乗務員が大阪弁を習うという噺。お客さんの評判も上々で、噺家として独り立ちしてまだ1年足らずではありますが、着実にファンを増やしています。
またある日は東京で開催される女子プロレスの会場へ。落語家の文りんさんは、女子プロレスのレフェリーでもあるのです。中学の頃にプロレスにはまり、大学時代には学生プロレスのレフェリーを務めました。そして今年、東京女子プロレスの試験に合格。念願のレフェリーデビューを果たしたのです。文りんさんは、外国人観光客をメインターゲットにした相撲ショーで、前説代わりの英語小噺をまず披露。トーナメント形式の試合が始まると、英語で実況しながら、技や決まり手などを解説して会場を盛り上げています。
そんな文りんさんが生み出したのが、英語と日本語が交錯する“バイリンガル落語”。英語落語かと思いきや、英語の後にツッコミのように日本語訳がはさまる、二言語での落語です。文りんさんが様々な場所で披露するバイリンガル落語を紹介します。
多彩な才能を発揮し、唯一無二の噺家を目指す文りんさん。そんな彼女にとって大きな落語会が待ち受けていました。世界を見据え、次々と新たな扉を開く文りんさんに密着します!
「LIFE~夢のカタチ~」は、10月25日 土曜 午前11時から放送。(ABCテレビ/関西地域で放送、TVer見逃し配信あり)








