「やりたいことがやれるっていうのはとても幸せなこと」還暦をすぎても挑戦し続けるフュージョンバンド『かつしかトリオ』がゲストに登場『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』
毎週月曜日から木曜日の朝9時から12時までニュースや日々の話題を生放送でお届けするラジオ番組『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』。
今回はフュージョン音楽のレジェンド的存在、元『カシオペア』の櫻井哲夫さん(ベース)、神保彰さん(ドラムス)、向谷実さん(キーボード)で結成された3ピースバンド『かつしかトリオ』のご登場。バンド結成に至る経緯や、10月1日発売のアルバム『“Organic”feat.LA Strings 』 についてたっぷり語っていただいた。

【『かつしかトリオ』結成について】
三代澤:『かつしかトリオ』にというバンドを結成されて何年目くらいですか?
神保:5年ですかね。もともとかつしかシンフォニーヒルズという会場があって、僕がワンマンオーケストラというソロパフォーマンスを毎年やっていて。最初に向谷さんをゲストにお呼びして、その翌年に櫻井さんをお呼びしてどっちもすごく盛り上がったので、じゃあ三人でやってみようかっていうことでこのかつしかトリオが結成されたんです。
櫻井:かつしかトリオっていうのは私たちの生まれホールっていうんですかね、最初は本当にこの名前でいいのかなって思ったんですけどもう5年やっていたらね、けん引してるんで(笑)
【新アルバム『“Organic”feat.LA Strings 』について】
還暦になっても精力的に活動される三人。話は10月1日にリリースされたばかりのニューアルバム『“Organic”feat.LA Strings 』について伺った。今回は、『大人げないオトナが作る大人っぽい音楽』というのがキャッチフレーズになっており、前々作、前作とはまた雰囲気の違ったアカデミックな雰囲気が漂うアルバムになっている。
向谷:今作はロサンゼルスに録音に行ってハリウッドの映画音楽を収録するようなスタジオでストリングスと一緒に演奏しまして。収録したスタジオもそうだし憧れのミュージシャンとか、やりたいことや憧れがいっぱいあるんですよね。やりたいことがやれるっていうのはとても幸せなことだし、そのやりたいことをに向けていろんなことを乗り越えてやっていくというのは年齢に関係なく必要なことなんですよね。
三代澤:ちなみにお一人ずつに伺うと、どの音楽が一番気に入っているなというのはありますか?
櫻井:1曲目(『LUCA』)が好きかな。神保くんがたたきのメロディを作ってくれて「組曲」みたいな曲にしたいんだよねって言う話があったので7拍子のメロディーやって8拍子でトリオがやるっていう混在さを入れて。エッシャーのだまし絵みたいなアイデアを入れたら面白くハマったなっていう。絶妙な共作になったかな。
神保:2曲目(『Katsushika De Cha Cha Cha』)ですかね。これがすごくポップでキャッチーでストリングスもとてもいい感じでブレンドしていて。これ、我々はじめてダンス動画をあげまして。本番までに向谷さんに特訓していただいてライブではみんなで踊るコーナーがあってもいいかなーなんて(笑)
向谷:3曲目(『Origin』)です。これはオーケストラっぽいスケールの大きなことをやりたかった。自分の今までのピアニストとして集大成的な曲です。ピアノやっている人からしたら3曲目は聴きどころあるなって思います。
と語っていただいた。
そんな『かつしかトリオ』は11月24日(月・祝)東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール にて『かつしかトリオ LIVE TOUR 2025 Organic』を開催予定。
トークの全編はradikoタイムフリーでお聴きいただけます。

