「好色英雄」の異名のルーツが明らかに!?そして英雄譚は続く⋯⋯のか!? 『強くてニューサーガ』最終話
シリーズ累計100万部突破の小説(原作・阿部正行、原作イラスト・布施龍太)と、コミックスが原作の『強くてニューサーガ』(ABCテレビ)。
7月の放送初回から、魔王を退治するも命を終えてしまった主人公が4年前にタイムリープ! 復活した2周目の人生で、人族滅亡回避に挑む姿にワクワクし続けた日々も、9月17日(水)深夜放送の第13話で、いよいよ終演だ。
魔族との戦いを終え、ようやく喉から手が出るほど欲しかった聖剣ランドを手に入れ、ご機嫌のセラン(CV:下野紘)。そこへカイル(CV:内田雄馬)は、魔族に対する感想を尋ねる。
「そうだな。なんていうか、確かに強いけど、あんまり怖くないんだよな」。
どんなに強大な力を持っていようと、その本質は人族と大差ないから恐怖の対象にはならない、という感じらしい。
それもあって、セランが女魔族・ユーリガ(CV:日笠陽子)を逃したのだろうと推察するセラン。
この選択が、今後響かなければいいが⋯⋯。
そんなユーリガと熱戦を繰り広げた、ウルザ(CV:瀬戸麻沙美)とリーゼ(CV:ファイルーズあい)が元気な姿で戻ってきた。
「ふたりともよく頑張った。無事に生き残ってくれて本当に良かった。ありがとう」
カイルのこの言葉は、前世のふたりの末路を知っているからこそ、心の底から湧き出た神への感謝の想いに違いない。
一方、一行がジルグスを発つときが来たと知ったゴウ(CV:引坂理絵)は、シルドニア(CV:髙橋ミナミ)に「ずっとここで僕と一緒にいてほしい」とせがむ。
「わらわも、カイルと一緒に行かねばならぬ。まぁ、今のわらわはカイルの“所有物”じゃからな」
と、残れないことを伝えるシルドニア。
(カイルさんは、リーゼさんもウルザさんもいるのに、シルドニアさんまで⋯⋯)
心のなかで呟くゴウ。
あ⋯⋯違うよ、ゴウ。所有物ってそういう意味じゃ⋯⋯と、伝えたい視聴者の想いも虚しくー
― カイルは、のちにさまざまな通り名で呼ばれることになる。そのうちのひとつ、「好色英雄」の発祥の地は、このカランだと言われている ―
と、流れるナレーション。
「好色英雄」。
なかなかのパワーワードだ⋯⋯。
そんな好色英雄(じゃない)カイルは、ジルグス大使館を訪れ、ミランダ(CV:杉山里穂)に面会。おもむろに、ゴウ誘拐に関するある推理を語りだす。
その内容に驚いたミランダへ、
「お前なら、それぐらいエグいことは平気でやると身を持って知っているからね」
と、打って変わってタメ口で答えるカイル。
その勢いで、ミランダにひとつの頼みごとをして⋯⋯。
ミランダって、前世で一体どんなエグいことをしていたのだろう⋯⋯? と視聴者が妄想するのもつかの間、ガルガン帝国の「あいつ」が出てきたりするなど、最終回にして新キャラも次々と登場!
そして、エンディングの後には、あのお方も⋯⋯!?
最後の最後まで、目が話せない!! まさに、タイトルどおり「そして英雄譚は続く」となった最終話。
SNSでは「次回予告があると思ったら『ご視聴ありがとうございました』ってホントに終わりなの!?」「第2期希望!2期待っています!!」など、最終回だったことが信じられないファンからの続編待望の声が続々!
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