魔性女子を目指す祐樹に新展開! 変身のヒントは国宝級女形か、それとも!?『週刊ラノベアニメ』第10話

気鋭のライトノベル作家とイラストレーターがタッグを組む、1話5分×4連作のショートアニメプロジェクト『週刊ラノベアニメ』。10話のハイライトをピックアップ!

■痩せるだけじゃダメ! 復讐相手を惚れさせるため、声や仕草も要特訓!

日向夏が原作を手掛け、桶乃かもくがキャラクターデザインを務める『ファムファタル育成計画』。ダイエットに励むぽっちゃり男子高校生・祐樹の日々を描く。

トレーニングを続けて体幹が安定してきた祐樹(CV:山下大輝)。だが鏡(CV:熊谷健太郎)の口から、ある疑問が。大事な従妹をフった男に復讐するため「痩せてスタイルを良くする。相手の好みの服を着る」まではいいとして「声は?仕草は?」。

©ラノベアニメ製作委員会

「気づいてしまったか…」と呟くのは友人の鈴木(CV:白井悠介)。「いくら見た目が完璧になろうとも、惚れさせるには実際に会わないとダメだろ~?」と山田(CV:広瀬裕也)。

「ちょい待ち!」と祐樹は、精一杯女性らしいポーズをとってみせるが……。

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山田「これは要訓練だな」
鏡「訓練でいけるのか!?」
鈴木「家庭部に監修を頼むか…付け焼刃じゃ無理そうだから早めに取り組みたいな」
鏡「じゃあ1日1時間空けよう。足りない消費カロリーは他の運動の負荷を上げる」
山田「頼んだ!」

早速クラスのギャルたちに交じって女子トークに花を咲かせる祐樹だが「何か得るものが違う気がする…」。
鈴木が「女子らしさを追求してもただの女子の模倣に過ぎない。そこに何かしら理想を加えないといけない」と歌舞伎の女形を例にアドバイスをすると、山田がある動画を3人に見せ……。

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【TVer】「要は中身が男であっても、落とされそうになる雰囲気があるってことだろ。だったら、歌舞伎よりもっと現代的で分かりやすいのがあるぞ」と山田が見せたものは?

■市民のための新しいエンタメで、フランス革命を阻止!? マリーの野望とは

オタク女子が転生してヴェルサイユ宮殿に嫁ぎ、未来を変えようとする『マリー・アントワネットに転生したので全力でギロチンを回避します』。マリー(CV:ファイルーズあい)は夫で王太子のルイ(CV:増田俊樹)、デュ・バリー夫人(CV:田澤茉純)、ルイの弟王子シャルル(CV:土岐隼一)と共にお忍びでパリのオペラ座へ。

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上演されたオペラは退屈な内容で、観客の半数は王子を眺め、半分は居眠りしている有様。

王宮への帰り道、感想を聞かれたマリーは「歌手は良かったけど…」と演出に不満を漏らす。

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マリー「オペラっていつもあの調子なの? どうしてもっと面白くしないのかしら」
ルイ「オペラの伝統を守っているんだよ」
シャルル「平たく言えば惰性だね。何も変えない方が楽だもん」

(退屈なオペラでも観に来るのは、他に娯楽が少ないから…でももし、もっと面白い娯楽があったら?)
将来、革命が起きるなんて想像もつかないほど、平民に人気の王子たち。
(今ならまだ間に合うんじゃない? 王子たちの人気をゆるぎないものにすれば革命を止められるかも…!)

マリーは立ち上がり、3人を前に高らかに宣言する!

「フランスには新しい、市民のためのエンタメが必要だと思うのです! 伝統に縛られない、真に面白く楽しい、市民のための娯楽を作りましょう!」

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【TVer】フランス全土を席捲し、さらにはヨーロッパ進出を目指し、革命を止めてみせる!マリーの壮大なエンタメ計画がスタート!?

■誕生日の夜、水族館に立ち寄った2人。その帰り道、告げる想いは……

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『傷心タイムリープ』10話では、若菜(CV:高柳知葉)の18歳の誕生日、遊園地に出かけた後に水族館へと寄り道し、和瀬(CV:坂田将吾)と過ごす様子が描かれた。

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「今年の夏はいろんなことしようよ」「夏祭りとか、行きたいな」と言う若菜に、和瀬は「…そう、だな」と曖昧な返答。

水族館からの帰り道、若菜が見ていたぬいぐるみを、和瀬は「はい、プレゼント」と差し出す。その後、「若菜には感謝してる」と切り出した和瀬。そこで語られた和瀬の思いとは…。

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【TVer】「最近若菜、変わったよな」と言う和瀬に、若菜は「和瀬が私を変えたんだ」と明かし、和瀬に歩み寄る。未来でもずっと隣にいるために、若菜が告げた胸の内は――。

■大切なバディと凶器を持った男が鉢合わせ。刃が小町にも向けられて…!

長月達平が原作を手掛け、千種みのりがキャラクターデザインを務める『Jack the Reaper』。
女性警官の小町(CV:本渡楓)から、主人公・時城(CV:石川界人)が警察官殺人事件の犯人と目されている有力な証拠が告げられる。時城は変装の達人で両利きだった!

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(才能が裏目に出ることなんてあるんだー!?)とショックを受ける時城。

それでも「10年20年、私の警察官人生の全部を使ってでも、あなたを救ってみせます!」と宣言する小町に、時城は「俺をここから連れ出して、一緒に捜査してくれないか?」と頼む。

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「二人なら、俺たちなら事件を解決できる。そう信じたくなった」と告げる時城に、小町は「あなたの口車に乗ってあげます」と答え、時城とともに部屋の外へ出ようとする。

が、その瞬間、3時を告げる鐘が鳴り――。

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【TVer】取調室の外から、黒づくめの男が姿を現す。初めて小町と黒い男が鉢合わせし、その刃が小町に向けられる!?「やべえ!」黒い男に立ち向かった時城は……

ショートアニメ4本が連続で展開される『週刊ラノベアニメ』は、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネット『ANiMAZiNG!!!』枠にて放送。TVerでも無料配信。
なお、この『週刊ラノベアニメ』第10話は、9月13日深夜に放送された。

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