部屋の中で「雲」を作ろう! 岡さんのお天気教室で会議室に「雲」が出現? まさか「ドラえもん」の秘密道具が登場か!?

ABCテレビ「news おかえり」出演中の気象予報士・岡雄介さんと一緒に楽しくお天気のことを学ぶ「夏休みこどもお天気教室」が8月中旬にABCテレビ内で開催されました。

普段何気なく接しているお天気ですが、実はまだまだ知らないことがいっぱい。知っているつもりでも深く掘り下げてみると詳しい話は知らなかった、ということもたくさんある天気の話。そんな天気に興味がある子どもたちのほか、「news おかえり」気象予報士の岡さんを一目見てみたい、あわよくばお天気の質問をしてみたい!という元気な子どもたちが集まりました。

夏休み期間中とあって、募集した人数はあっという間に定員でいっぱい。当日は、抽選に当選した19組40人ほどの「news おかえり」ファンたちが集まってくれました。

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あさ10時すぎに受付を開始すると当選した参加者たちがぞくぞくとABCテレビに集まります。
受付を済ませると会場となっているABCテレビの会議室に全員集合。
テレビ局の社内は普段、一般の人に開放していないため訪れた参加者たちは周りの様子にとても興味深そうにしていました。

お天気教室の開始時間になり、いよいよ岡さんと「news おかえり」メインMCの横山太一ABCテレビアナウンサーが登場します。

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登場する前にスタッフから「番組収録するときには、お客さんたちに拍手で協力してもらっています」と説明を受けた参加者のみなさんが、出演者が入ってきた際の拍手の方法を練習して知っていたため、入場してきた岡さんと横山アナは万雷の拍手にビックリ。

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和気あいあいとした雰囲気の中、さっそく気象予報士の仕事とは何なのか?について知ってもらうため、岡さんの一日を振り返ります。

10時前に出社したあと、気象予報士がお互いに交わすブリーフィング、番組スタッフとの打ち合わせ、など番組を見ているだけでは分からない「news おかえり」お天気コーナーが出来るまでの裏側の進行を詳しく説明していきます。

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その中で岡さんから参加者に一つ質問が出ます。それは「気象予報士にとって一番大切なことは何でしょう?」というもの。「正確に伝える」「正しい情報を伝える」など元気な回答が子どもたちから返ってきますが、答えは「天気を当てること」。そもそも気象予報士は天気図を読み取り、様々な情報を元にして、これから先に起きるであろう天気を予報します。いくら情報技術が発達した現代でも、先々のことを当てることは至難の業なのです。ましてや天気は「コロコロ変わる」のが普通ですから、予報を正確に当てることは気象予報士にとって一番大事な使命ともいえるのです。

当たり前のことかもしれませんが、実際は難しいことをしなくてはいけないということを分かってもらうため、続いて岡さんは天気図をもとに「この空模様のとき、天気はどのようになるのか?」を解説していきます。

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参加していた子どもたちは難しい話にも熱心に耳を傾け、当日配布されたお天気ノートに一生懸命メモをとっていました。

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そして会場では本日のメインイベントともいえる実験「雲を作ろう」が始まります。
まさか空に出来るものが会議室にできたりするのか? 「ドラえもん」の秘密道具でも出てくるのかと思いきや、全員で座っていた椅子を片付け部屋の真ん中にスペースを作ると、そこへ入れられたのは大きなゴミバケツ。

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中には熱いお湯が入っています。バケツの中に非常に低温の冷却剤であるドライアイスの塊を投入すると、会場には一気にケムリがあふれ出し、あっという間に雲の中に飛び込んだような風景に様変わりします。

(※実験は専門家の指導のもと行っています。一般の家庭で実験することは危険ですので絶対にしないでください)

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不思議な雲の実験で子どもたちは大興奮。実験をしながら岡さんは「雲がどうやってできていくのか」をやさしく解説してくれました。ちなみに雨が降る雲とされる「黒い雲」ですが、どうして白い雲が黒くなるのか分かりますか? 答えは雲が厚くなると太陽の光をさえぎってしまうため、光の反射が無くなり黒くなる(太陽の光が無い夜の暗闇をイメージしてください)、というわけです。そんな豆知識を挟みながら、実験に続いて岡さんへの質問タイム(トークセッション)です。

子どもたちからの質問には「予報が難しい天気はどんなお天気?」「晴れているのに雨が降ることがあるのはなぜ?」「どうして雷は光るの?」「風はどうして吹くの?」など大人もすぐ答えるにはたじたじとなるような質問ばかり。そんな難しい質問にも岡さんは「鋭い質問ですね!」「いい質問ですね!」と笑顔で答えていました。

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そして最後はお楽しみの「news おかえり」スタジオ見学です。普段は絶対に見ることのできない放送スタジオの中へ今回の参加者を案内しました。

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テレビ画面で見るのと実際に目の前にするのでは、やはり大違いらしく見学した参加者はいろんな場所へスマホのカメラを向けて撮影していました。

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更に今回特別にスタジオサブ(副調整室)もご案内。お天気コーナーを担当しているスタッフだけあって、お天気カメラの操作はお手の物、ということで参加者にお天気カメラの向きを変える様子を見てもらったり、サブのスイッチを実際に触って画面を切り替えたりしてもらうなど、スペシャルな体験時間となったのでした。

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news おかえり」お天気教室はABCテレビがアスミライプロジェクトの一環として、番組ファンへの感謝の気持ちとともに、子どもたちとの交流を通じて番組の思いを伝えようと企画されました。

今後もABCテレビ「news おかえり」お天気教室では、天気について楽しく学び、視聴者の皆様の知的好奇心を刺激する企画を実施していきたいと考えています。これからもABCテレビ「news おかえり」をぜひよろしくお願いします。

●アスミライ プロジェクトとは?

「今日より良いアスのために、ミライのために、できることを続けていく」。
教育をはじめ、世界を取り巻く様々な社会課題に取り組み、サステナブルで、だれもが暮らしやすい社会の実現を目指すABCテレビの取り組みです。

news おかえり」(月)~(金)夕方 3時40分~7時
MC:横山太一(ABCテレビアナウンサー)
気象予報士:岡雄介
詳しい番組情報はHPでもご確認ください。

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