国民民主党・玉木代表は「一休さん」? 維新の吉村代表とは事務所でケーキを食べた仲 『正義のミカタ』YouTubeで髙橋洋一氏とのSP対談が実現!
最強専門家軍団がニュースの正しいミカタを解説する情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)。8月2日の放送に出演した国民民主党・玉木雄一郎代表と日本維新の会・吉村洋文代表が、番組公式YouTubeチャンネル『正義のミカタチャンネル』にも登場! 東留伽アナのMCで、経済専門家・髙橋洋一氏とともに日本の将来を熱く語った!
まず、玉木氏と吉村氏に「もともと交流はお有りなんですか?」と尋ねた東アナ。すると玉木氏の口から「(吉村氏が)ケーキを持ってきてくれたんですよ」と知られざるエピソードが明らかに。玉木氏が党代表に就いた際、吉村氏が「お茶しましょうよ」と誘ったところ玉木氏が快諾し、2人で喫茶店に行こうかという話も出ていたという。吉村氏いわく「さすがにそこは警備上あかんよな」ということで、吉村氏がケーキを持って事務所を訪ねたところ、玉木氏の事務所には「それ以上のケーキが」あったといい、そのケーキを2人で食べたのだとか。
そして髙橋洋一氏と玉木代表は、財務省の先輩後輩という間柄にあたる。髙橋氏いわく「私が財務省でガチンコでやってるときに、(玉木氏が)主計局にいて、私をうっていただろう?」とのことで、玉木氏は「うってないうってない」と一度否定するも、「いや、うってたかな」と笑った。
髙橋氏によると、財源をひねり出すと言った時に主計局が総出で「出せません」と反対して来たという。玉木氏は当時、主計局で「隠れ借金とかをかき集めていた」といい、それに対し髙橋氏は「私なんか(隠れ資産の)8つを小泉政権に言っただけで叩かれた」。と、2人は因縁の関係(?)にあるらしい。 その髙橋洋一氏は、国民民主党と日本維新の会について、「政策を外から見てると、多分、党として似てるんだよね」と指摘。「年齢もそんな離れてないから、代表代表の間で結構うまくやろうと思えばいけるような気がするんだけど」とコメント。さらに「ここいいチャンスや」「(国民民主党が内閣不信任案を提出すれば)ものすごい勝てるで」切り込む髙橋氏に玉木代表は「それ言っちゃうとニュースになっちゃうので」と言葉を濁しつつも、
「社会保険料の引き下げ抑制みたいなことも、我々言っているので。これはいずれにしても取り組まなければいけない課題ですから、そういう改革はぜひ一緒にやっていきたいなと思ってます」と語った。
吉村代表も、「消費税の5%はちょっとと思ったけど」としながらも「所得税の減税は賛成してるんで」と、国民民主党と歩調を合わせる可能性を示唆。維新の会が提唱する「副首都」構想についても話をしたといい、「副首都を作っていくという大きな方向性は賛成でいらっしゃるし、基本的には地方分権賛成ですと言ってくれてるので。重なるところは結構あるんじゃないかなと思います」とコメント。
この発言を受けて、髙橋氏は「玉木さんの方はマクロ経済すごく強いんだよね。それで吉村さんの方はね、地方行政すっごい強い。両方やるといいやと私なんか思っちゃうけどね」と語り、玉木氏も「協力できるところは本当に、協力してやりたいと思ってます」と応えた。
現役世代の負担を減らすために減税しよう、という姿勢で大きくは一致している両党。その財源をどう賄うか、国際赤字発行まで踏み込むのか、という話に東アナが触れると、髙橋氏から「トランプさんなんて…」とアメリカでの減税案の事例が飛び出す。東アナも「そんなに?!」と驚いたスケールの大きな減税政策とは一体?
さらに、玉木代表から「日本の財政の現状についての認識はすごくずれてる」と指摘。よく「ギリシャより悪い」と引き合いに出されているものの、2024年と2025年で比べてみると、国・地方の税収は12兆円も増えている!?
「物価の上昇ってそれ自体が増税と同じ効果をもたらすので今、国にたくさん税収が入ってきているのを適切に調整しようというのは各国どこもやっているんですけど。日本だけはやっていない」と玉木氏は説明する。
さらに、話題は役所の“資料あるある”に及ぶ。「役所の資料ってね、客観的なように見えて、作成者の意図がだいぶ入ってる」「その思想を読めるようになってきた」と吉村氏は言い、「玉木さん、財務省に入って『これちょっとおかしいじゃないか』と…」と財務省への乗り込みを促した。
玉木氏が「物理的に文科省側からは入れますけど…」と苦笑いすると、吉村氏は「(この橋渡るべからずと書かれた橋の真ん中を渡った)一休さんみたいや」とツッコミ。続けて吉村氏が、自らの体験を踏まえて明かした「行政あるある」とは?
3人のSP対談はまだまだ続く! 後編では、2人の代表が考える未来の政治のスタイルについてもトーク!
東留伽アナウンサーがMCを務める番組公式YouTubeチャンネル『正義のミカタチャンネル』では、放送に入りきらなかったさまざまなトピックを深掘り解説中。
