今、関西の大学お笑いがアツい!特別番組『ひつじねいりの大学お笑い使節団』
東京ではプロも排出するようになった大学お笑い。今回、原石発掘をお家芸とするABCラジオお笑い班がピックアップしたのは『関西の大学お笑い』。MCに学生お笑いからプロになり、笑いの最前線で活躍している芸人『ひつじねいり』、特別ゲストに大阪のインディーズ劇場『楽屋A』『舞台袖』を運営する加藤進之介さんを呼び、今回特別番組として放送されたのが『ひつじねいりの大学お笑い使節団』。
関西の大学お笑いの最前線を知る加藤さんイチオシの大学お笑い芸人たちを呼び、実際にネタを披露&フリートークを交えた一時間。

ひつじねいり:関西と東京の大学のお笑いの違いってどんなかんじなんですか?
加藤:関西の方はお笑いサークルがでてきはじめて5年目くらい。今、楽屋Aでもエントリーライブ枠が300ほどあるけど一瞬で埋まるくらい人気で。関西はみんなで盛り上げていくスタイルで一回目の(大学お笑い)ブームのピークが来てる。
ひつじねいり:お笑いサークル入らないで芸人やる人と、サークル入って芸人やる人ってやっぱり違うんですか?
加藤:全然違いますね。NSCの学内ランキングとか上位30位はすべて(お笑いサークル)経験者ですし。
ひつじねいり:うわーシビア!
加藤:(楽屋A)エントリーライブはじめたてのころは、今日がはじめて舞台に立つんやろうなって人がいたのに今はいないですね。
まさに今、関西の大学お笑いがノッてきているという加藤さん。今回はそんな中でも劇場Aをはじめとして東京の大会にもでるほどの実力を持った関西の大学お笑い芸人たちにスタジオでネタ披露をしてもらった。

ここでは、どんな各芸人たちがどんなネタを披露したのか簡単にご紹介。
【くじら会館(近畿大学)】
漫才。ネタは「結婚式」。畳みかけるようなしゃべりとシュールなボケとツッコミが入り混じってカオスな笑いを巻き起こす。
【大福マグナム(近畿大学)】
漫才。ネタは「バレーボール」。バレーのアニメにハマったというところから始まり、そのアニメが「ママさんバレー」であるところから展開されるボケと鋭いツッコミは安定感のある面白さ。
【無香ノ薫(むこうのかおる)(大阪公立大学)】
ピン芸人。ホワイトボードで展開するネタを披露。今回は「電話番号の語呂あわせ」。そんな語呂あるいかい!と思わずツッコんでしまうボケが秀逸。
【オカヤマ(大阪公立大学)】
ピン芸人。録音音声を使ったネタを展開する。今回は「高校生クイズ」。高学歴高校出身の登場人物への着眼点と下ネタの組み合わせが笑いを誘う。
大学生とは思えないネタの作りこみは、どの芸人もレベルが高くますます関西の大学のお笑いが発展する予感を感じさせてくれる。
そんなフレッシュで明るい彼らのネタはぜひradikoでお聴きください!
