「あまりにも下手だから飛ばされたんです…」 R-1王者の苦い思い出が明らかに!
奈良県郡山市にやってきた『R-1グランプリ2022』王者・お見送り芸人しんいち。今回は、J3のチーム「奈良クラブ」が目標とする「超地域密着」という取り組みを探るため、地元のスポンサー企業を巡っていく。そこでチームとともに上を目指す社長たちの熱い“奈良クラブ愛”や、各企業が生み出す奈良クラブを支えるアイテムに出会い、しんいちは感動の連続に!
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しんいちが訪ねた“超地域密着企業”のひとつ、株式会社アクラムは、「SQUADRA」というブランドで奈良のプロチームや全国の大学・高校にユニフォームを販売している奈良発のスポーツ用品メーカー。もちろん奈良クラブのユニフォームも手掛けていて、この日はサマーリミテッドバージョンを作っている真っ最中!
奈良クラブがこの夏に着用しているのが、近鉄の観光列車「青の交響曲(シンフォニー)」と吉野町、奈良のお寺・金峯山寺の三者がコラボした限定ユニフォーム。しんいちはアクラムの勝谷仁彦社長の案内でその制作過程を見学させてもらうことに。
選手ごとにサイズが違うため、パソコンで1枚1枚スポンサーロゴの位置などを微調整し、デザインを仕上げたあとは、生地にプリントするレイアウトプレスの作業。巨大なプレス機を使って圧着すると、真っ白の生地にインクが全て移るという仕組みだ。
しんいちも、台紙をはがす工程を体験。そしてプリントしたてのサマーリミテッドのユニフォームを手に、「すげえ! これ、誰か選手が着るってことですよね?」 と思わず感激する。
こうしてプリントされた生地が縫製され、ようやく1枚のユニフォームが完成する。「機械でポンポン出てくるわけじゃなくて、結構人の手がかかっています」と社長。その言葉に、「1枚1枚、全部違うってことですよね。最後は手作りやから」と大変さを痛感したしんいち。
さらに、特別にしんいちの名前と背番号をシャツに圧着させてもらうが、しんいちは「圧着はサッカーショップのアルバイトでやってたんですよ」とまさかの経験者だったことを告白。だが、「あまりにも下手だから飛ばされたんです」と、実は苦い思い出だったようで…。
というわけで、アルバイト時代のリベンジに挑んだしんいちだが、小さなプレス機にビビり、シートを剥がすときも手間取り、社長からは「やってたんじゃないの?」とツッコまれる始末。
「こんなんじゃなかった気がするんですけど!」と言い訳しながらも、かっこいいシャツが完成した。
この模様はしんいちの冠番組『サッカー応援するよ ~お見送り芸人しんいちのボールと奏でる出会い旅~』(ABCテレビ)7月15日深夜放送回で紹介された。