『ポツンと一軒家』 片道3時間の距離に居酒屋を営む69歳の独身男性 さらなる野望に所ジョージから飛び出した名言とは?

衛星写真だけを手がかりに、日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家の実態を徹底調査する番組『ポツンと一軒家』(ABCテレビ)。7月13日(日)は、ゲストにアンミカと杉野遥亮を迎え『2時間スペシャル』がオンエアされた。

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捜索隊が訪れたのは、和歌山県の山中。蛇行する川の中州のような敷地にポツンと佇む一軒家。そこでは片道3時間の距離の大阪で居酒屋を営む69歳の独身男性が、自然と仲間に囲まれた二拠点生活をエンジョイしていた。

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アパレル、不動産業、工務店など多彩な職歴をもつ男性は、56歳で大阪に居酒屋をオープン。8年前に店の客から別荘として使われていた和歌山のポツンと一軒家を紹介されると、そのロケーションに魅了されて購入を即決したという。

元々別荘として使われていた母屋は、関西国際空港(関空)が甚大な被害を受けた2018年の台風21号で川が氾濫した際に外観を残して流されてしまったそう。しかしそれを機に、男性が自ら設計し、店の常連さんである建築関係者たちと一緒に得意のDIYで山小屋風のおしゃれでモダンな2階建ての“理想の家”を建てた。

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理想の家には、おもてなしの心が溢れている。約34畳の広々したLDKには手作りの家具がいっぱい。大人数に対応し、軽くて可動できるものも多い。アイディアいっぱいのこれらの家具は、仲間から「作ってほしい」とお願いされることもあるそう。

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台風被害を受けた旧母屋も内装をやり直し、手作りの囲炉裏と骨董品を集めたおもてなし部屋に。川を見下ろす絶景のお風呂もある。

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そんなポツンと一軒家を訪れるのは、経営する居酒屋の常連客たちだ。なんと一度に43名もがやってきて、男性が料理をふるまったこともあるのだそう。今年のゴールデンウィークには、のべ25人がやってきたという。

そんな客人たちを男性は手料理でもてなす。居酒屋経営とあり、料理はお手のもの。地元の新鮮で安い食材を仕入れて、美味しい地下水を引いてあるポツンと一軒家で店の仕込みもしているという男性は、捜索隊にも昼食を作ってくれた。そのメニューは男性が畑で作った獲れたて野菜を使ったものから、お店の人気メニューだという豚の角煮、さらには地元で獲れた鮎の炭焼きや地元のこんにゃくの田楽から和歌山のサンマの棒寿司など、超豪華。

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DIYと美味しい料理でもてなしてくれるポツンと一軒家。今後は薪ストーブを導入し、バーベキューができるデッキを作り直し、川を見下ろす露天風呂を新設したいと男性は笑顔で夢を語った。

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その顔を見たMCの所ジョージが、「人が笑顔でいるのが嬉しいんでしょうね。次にお客さんがきたときに“ああしよう、こうしよう”と人のことを考えているからひとりでいられるんじゃないですか」というと、パネラーの林修が「名言中の名言ですよ!」と絶賛した。

なお、この和歌山の絶景一軒家は、7月13日に放送されたバラエティ番組『ポツンと一軒家』(ABCテレビ)で紹介された。

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