悪徳領主（CV：花江夏樹）と、超ハイスペックAIメイドロボ（CV：上田麗奈）の関係にモダモダする！　アニメ『俺は星間国家の悪徳領主！』（ABCテレビ）第9話で、悪徳領主の好意を否定していたメイドロボに、若干ながら変化が？彼女に人間らしい感情が芽生えたのか？　それとも……？

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アニメ『俺は星間国家の悪徳領主！』は、星間国家アルグランド帝国の伯爵家当主リアム・セラ・バンフィールド（CV：花江夏樹）が主人公。善良ゆえに報われなかった前世をもつリアムが、転生先で悪徳領主を目指すストーリーだ。第9話でリアムは、領地をますます発展させ、名君として領民や部下から崇められることに。悪徳領主になる野望こそ叶わないが、不自由のない生活を送っていた。

金、力、名声を得てもどこか浮かない顔をするリアム。そんな彼のそばにいつもいる天城（CV：上田麗奈）は、髪型、瞳、耳、口など、全てリアムの好み通りに作られたAIメイドロボ。リアムの身の回りの世話だけでなく、領内の統治や戦闘指揮も可能で、超ハイスペックだ。

リアムは天城のことを1人の女性として見ている。しかし天城は、「私はAIアンドロイドなので、女性とは呼べません。お世継ぎを産むこともできませんし」と、その好意をやんわり否定するばかり。リアムから、「俺が他に女を作っても平気なのか？」とたずねられても、「私はAIなので、平気という感情を正確には理解できませんが、旦那様の幸せが私にとっての最優先事項です」と笑顔で答えた。

しかし、量産型メイドロボたちがリアムに好意的な態度を見せ、リアムとのちょっとした会話を動画保存していることを知った天城は「回収します。データは残さぬように」と真顔で命令した。

さらに天城は、「AIと旦那様が親しくしすぎると、旦那様の評判に関わります。よって、旦那様の命令がない限り、必要以上、旦那様と親しくしてはいけません」と、量産型メイドロボたちに注意した。一方で、リアムと自身の親密さを量産型メイドロボの1人から指摘されると、「（この行為が）良いわけありません」と言いつつ、あくまでも「旦那様の命令だから」と、淡々と答えた。

リアムから「寛大だなぁ」と言われた天城だが、もしかすると彼女は、実はそうではないのかもしれない!?　天城のちょっとした変化や、リアムとの関係性に心を動かされた視聴者は多い。X上には、「天城がちょっと独占欲っぽい感じ出すのとか、人間味出てきているのいいね」「天城が量産型メイドに嫉妬？している感じがしてふふってなりましたね」「リアムの天城への想い、ホントは届いているんだろうが2人の共生、どこかもどかしいな」「リアムと天城のやりとりも2人の関係性も尊い」といった声が続出した。

なお、リアムと天城の関係性の変化が気になる『俺は星間国家の悪徳領主！』第9話は、5月31日深夜に放送された。同アニメは、小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載され、「オーバーラップ文庫」から書籍化された三嶋与夢の同名小説が原作。毎週土曜深夜2時より、ABCテレビANiMAZiNG!!!枠で放送中だ。