『探偵!ナイトスクープ』孫娘号泣! 将棋に厳しすぎる92歳祖父をコテンパンにしたい…藤井聡太の師匠が反則スレスレの助っ人に
将棋で「92歳の祖父をコテンパンにやっつけたい」という33歳の女性が、バラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)に、依頼者として登場。彼女の助っ人として、なんとあの藤井聡太七冠の師匠が駆け付けた! 依頼者にまったく勝ち目がなかった対局は、思わぬ展開となり……!?
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将棋初心者の依頼者は、実家へ帰るたびに祖父と対局するが、いつも惨敗。祖父からボロッカスになじられる、対局後の“感想戦”までがセットのため、悔しさと情けなさで、33歳ながら毎回号泣する。そこで彼女は、「将棋で祖父に勝てるように力を貸して欲しい」と、『探偵!ナイトスクープ』に助けを求めた。
依頼者の助っ人として現れたのは、杉本昌隆八段。22歳にして8タイトル中7タイトルの頂点に君臨している、あの藤井聡太竜王・名人の師匠として有名だ。杉本八段から見ても、依頼者の祖父は非常に強く、「結構差し込んでいるというか、だいぶやっていた感じですね」とのこと。それでも杉本八段は、依頼者にいくつかの戦法を伝授して、祖父との対局に送り出し、彼女たちの解説役を務めた。
依頼者たちの対局は、互いに居飛車で開始。滑り出しは順調だったが、依頼者はあっという間に窮地に陥ってしまった! 杉本八段は、「モロに『ここはこうやりなさい』って言うと反則になっちゃう」ため、解説するというテイで、指すべき手を独り言のように呟き、依頼者へ助け舟を出すことに。一方の祖父は耳が遠いため、杉本八段の言葉は聞こえていないみたいだった。
絶対に勝ちたい依頼者は、今までにないほど気合十分。一手だけ杉本八段のアドバイスに頼ったが、以降は彼から教わった戦法を駆使し、約1時間にわたって、自力で祖父と熱戦を繰り広げた。「正直勝ち目がない」と杉本八段が思っていた対局は、なんと依頼者優勢で進み、ついには祖父から「詰んだなぁ」という言葉が出た!
依頼者は、初めて祖父に勝てて号泣! 一方彼女の祖父は、負けて悔しがるどころか、彼女のうれし涙を見て笑顔だ。杉本八段のアドバイスの件を知っても、祖父は変わらずニッコニコ。依頼者から「またやろうね!」と抱き締められて喜び、「孫も成長しました!」「負けた甲斐があった!」と、満面の笑みをカメラに向けた。
なお、依頼者と祖父だけでなく、スタジオ一同をも笑顔にしたこのVTRは、『探偵!ナイトスクープ』5月30日放送回で紹介された。
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