大阪の難波に“不気味な裏口ストリート”があるのなんでやねん!?「高速道路は昔の川であることが多い」古川アナの豆知識が冴える!

大阪の難波のど真ん中には、朝でも薄暗くて不気味な“裏口ストリート”がある。実はこの裏口ストリートの前身には、現代にも通ずるあの問題が関わっていた。EXPO 2025 大阪・関西万博のあのトラブルではないかと、A.B.C-Zの塚田僚一とABCテレビの古川昌希アナウンサーは推測するが……!?

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裏口ストリートは、南海本線なんば駅のすぐ目の前にある。飲食店が多数立ち並ぶなんば楽座の隣にあり、その名の通り店舗の裏口だらけ。頭上には、阪神高速道路が通っている。賑やかななんば楽座と比べるとひっそりとしており、塚田と古川アナは、「全然陽が入ってこない」「なんでこの時間やのに薄暗いんですか。朝9時半なんですけど」などと驚いた。

やがて塚田と古川アナは、「今、高速(道路)が通っているところは、その昔川が流れていたことが多い」という古川アナの豆知識と、周辺にある川の跡らしきものを踏まえて、裏口ストリートにはかつて川が流れていた、と考えた。

塚田と古川アナのその予想は的中! 阪神高速道路ができる前のこの場所には、かつて「難波入堀川」「難波新川」と呼ばれる川が流れており、道頓堀に繋がっていた。つまり、川だった裏口側が道になったため、裏口ストリートになったのであった。そして、歴史探訪プランナーの森なおみさんいわくその難波新川は、とある巨大施設のためにつくられたという。それは「現代にも通ずる、ある問題を解消するために重要な施設」だったのだとか。

かつてあったその“巨大な施設”が何だったのかを探るため、さらに調査を進めた塚田と古川アナは、阪神高速道路の真横にある大阪木津卸売市場に着目。同市場は、江戸時代から300年以上の歴史を誇るという。木津を「木の津(港)=貯木場」と考えた古川アナは、難波新川ができた理由=「木材を運搬するため」と考察。一方の塚田は、「大阪・関西万博のパビリオン(の建設)が遅れているとか関係している? (資材の)流通が悪いから」とひらめいた。

そこで塚田と古川アナは、互いの意見を組み合わせることに。最終的に2人は、とある巨大施設=大阪木津卸売市場、難波新川ができた理由=「(江戸時代に)建築ラッシュで必要だった木材を素早く運搬するため」と考えをまとめた。

塚田と古川アナの推理の結果は、100点満点中……0点! 森さんが言っていた「現代にも通ずる、ある問題」とは、連日ニュースで取り上げられている米不足のこと。そして巨大施設とは、江戸時代中期に起きた享保の大飢饉をきっかけにつくられた、幕府の備蓄用米蔵「難波御蔵」だ。難波御蔵に米を運ぶためにつくられた難波新川が、時を経て裏口ストリートになったのだった。

難波御蔵に関する石碑をはじめ、実はヒントがたくさんあった裏口ストリート関連の謎。そのヒントを全てスルーした塚田と古川アナの謎解きの様子は、情報番組『newsおかえり』(ABCテレビ)の人気コーナー「古川×塚田のなんでやねん!?」4月22日放送回で紹介された。『newsおかえり』は、毎週月曜~金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中だ。

番組情報

河合&A.B.C-Z塚田×古川アナ「なんでやねん!?」(news おかえり)
毎週(火)

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