「子どもを諦めろ」と医者に言われ、妻の死に目に会えなかった過去…過保護すぎガンコ妖怪大臣が実は憎めない『妖はじ』最終話
子どもを持つことを医者に止められ、最愛の妻の死に目に会えず……。アニメ『妖怪学校の先生はじめました!』(ABCテレビ、以下『妖はじ』)最終話で明らかになった、妖怪省の大臣・入道一(CV:石川英郎)の過去と、彼の変貌に胸が苦しくなる。
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アニメ『妖はじ』(ABCマガジン)は、マンガ雑誌月刊「Gファンタジー」で連載11年目に突入した、同名人気コミックが原作(著:田中まい)。人間の新米教師・安倍晴明(CV:逢坂良太)と、妖怪だらけな「百鬼学園」の面々が繰り広げる、奇妙でにぎやかな学園コメディだ。
一つ目小僧の一は、妖怪省の大臣で、妖怪界一の権力者。厳格な性格をしており、百鬼学園に通う息子・入道連助(CV:高野洸)には特に厳しく、常に監視役をつけて束縛している。晴明(はるあき)が退魔の力を持っていると知ると険視し、有無を言わさず連助を自主退学させて実家に連れ戻した。
一がここまで連助に厳しい理由が、最終話となる第24話で明らかになった。一は、かつて人間の女性・蓮華(CV:小清水亜美)と結ばれるも、医師から「子どもを諦めろ」と言われた。人間が妖怪の血を引く子どもを出産する場合、母体の生命力が奪われるため、リスクが大きすぎるのだ。
それでも蓮華は子どもを望み、連助を出産。一は大喜びつつも、妻子のこれからを心配し、家族はもちろん、全妖怪の未来のために妖怪界のルールを変えようと仕事に邁進していった。「綺麗事だけでは何も変えられない」と理解している彼は、蓮華が危篤状態になっても、「ここで全部投げ出して蓮華に会いに行くなど、それこそ彼女に失礼だ」と自身に言い聞かせ、心を鬼にして仕事に打ち込んだ。
蓮華の最期の瞬間に立ち会えなかったが、彼女の分まで連助を守りたい一心で、これまで行動してきた一。しかし、その強すぎる思いは、いつしか一を歪にしていった。「物事の分別が完璧にできる歳じゃない」という理由で、連助の気持ちを知ろうとせず、真正面から目を合わせて会話することもなく、独りよがりになっていたのだ。
辛い過去によって変わってしまった一に、胸が苦しくなった視聴者は多い。X上には、「わからず屋のようでいい人なんだよな、入道父」「れんれん父も憎めんのよなー」「息子大事すぎて過保護になりすぎているだけなんだよね……悪いヒトではないんだよ、このお父ちゃんは。むしろ優しいヒト」「連々パパの気持ちも切ない。でも、連々はもう大きくなったんだよ!」といった声が続出した。
そんな一に連助がとった行動や、彼ら親子の会話にグッとくる……! 涙あり、笑いあり、胸キュンあり、まさかの“伏線回収”による衝撃ありのアニメ『妖はじ』最終話は、ABCテレビにて3月26日深夜2時15分から放送された。
