小峠英二がスタッフに猛ツッコミ!「無謀なロケでしょ」 大荒れ時期の“異例海上ヒッチハイク番組”がまさかの結末に
海が荒れまくる2月に、とある番組スタッフが青森の大間漁港を出発し、船のヒッチハイクだけで、約900キロ先の東京湾を目指すことに! 現場の漁師たちが呆れ、スタジオで様子を見守る俳優・小泉孝太郎、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二、タレント・王林がツッコミまくった、前代未聞のロケの結末とは……!?
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異例すぎる“海上ヒッチハイク”をスタッフが始めたのは、雪が吹きすさび、海が荒れに荒れまくっていた2月某日。大間の漁師いわく、2月は海が荒れる時期なので、基本的には漁に出ないらしい。番組スタッフは、天候の回復を信じてあきらめずにヒッチハイクを続けるが、訪れる先々で、「企画が無謀」「世の中舐めている」「10日間くらい船は出ねぇよ。今やるような企画じゃない」などと言われてしまった。
出発地点・大間から一向に出航できないスタッフに、スタジオ一同も呆れ気味。小泉は、「絶望的ですね」と顔をしかめ、青森出身の王林は、「なんでよりによってこんな(大シケの)タイミングで……」と苦笑い。小峠は、ひとまず大間名物のマグロを味わうスタッフに、「食っている場合じゃないよ!」とツッコんだ。
しかし、海上ヒッチハイク3日目にして、スタッフに希望が! スタッフは、奇跡的に船に乗せてもらい、アンコウが有名な下風呂漁港まで進めたのだ。だが、撮影可能な日数は残り13日で、東京湾までの距離は約890キロもある。そのため小峠は、「無謀なロケでしょ!」と思わず笑った。
その後もスタッフは奇跡を起こし、20キロ先の尻屋漁港に上陸。同漁港の漁師数は73人(大間は766人)と少なく、ヒッチハイクは今まで以上に大変だ。大シケで南下する船はやはりなく、そのまま4日が経った。そんな大ピンチの番組スタッフは、海上ヒッチハイク8日目で諸事情から北海道に! スタート地点よりも北上する事態にスタジオ一同は、「何がどうなったらそうなる!?」「マスを釣っている場合じゃないよ!」とツッコミまくった。
それからスタッフは、なんとか青森の八戸漁港にたどり着き、岩手の八木漁港を目指すことに。今まで以上に南下できると期待するが、またもやシケの影響で船は出ず、撮影可能日数のオーバーが確定したことで挑戦失敗となった。移動距離は、15日間のロケで約130キロ(3漁港分)だった。
まさかの結末にスタジオ一同は、「終わり!?」「何この番組!?」「気になっていたんですよ。もうそろそろ番組後半だよなって」と笑うしかない。中でも小峠は、「おしいとかじゃないっすもん」「からっきしダメっすもん」「日本のテレビ史上、一番遠いんじゃない? ゴールまでは」と、スタッフをイジった。
なお、この様子は、3月23日に放送された特番『日本縦断!海上ヒッチハイク 大間のマグロ発!極上海の幸を求めて900キロ』(ABCテレビ)で公開された。
