バラエティ番組『探偵！ナイトスクープ』（ABCテレビ）の探偵には、“出入り待ち”をしていた17歳の少女と深夜2時に出会い、飲食チェーン店で朝まで一緒に過ごした過去があった……！　この2人が、21年ぶりに奇跡の再会！　38歳になった女性が明かした、探偵との間に起きた当時の出来事とは……!?

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飲食店勤務の38歳女性は、「17歳のときに、（大阪の）難波に（深夜）2時にいたら、ある芸人さんに保護された」ことがあるのだとか。当時17歳だった女性は、とある芸人の熱狂的なファン。高校にあまり行かず、頻繁に劇場へ通っていたことから、芸人の間ではちょっとした有名人だった。劇場では深夜でも稽古が行われるため、ある日彼女は、淡い期待を抱いて裏口で“出入り待ち”をしていたという。

そんな女性を心配して声をかけたのは、当時24歳だった『探偵！ナイトスクープ』のあの男性探偵。探偵は、タクシーで女性を送っていきたかったが、まだ若手で金がなく、彼女の母親に連絡して、「朝まで保護して、確実に電車に乗せます」と伝えたという。そして、飲食チェーン店で、朝7時まで女性のいろいろな話を聞いたそうだ。

女性は、探偵とさまざまな話をした中で、「俺は間違えた道歩んだから、お前にはちゃんとした道歩んでほしいねん」という言葉が今も忘れられないという。実は探偵には、女性と同じく、ほとんど高校に行かなかった過去があった。探偵は女性の事情を知らなかったが、自身の経験から「すごく後悔した」「人生の選択肢が少なかった」ため、彼女にその言葉を伝えたのだ。

女性の恩人といえるその探偵とは……田村裕（麒麟）のことだった！　やがて2人は、21年ぶりに再会することに。21年経っても、田村は彼女のことを覚えていた！　「ありがとうございます。これからも応援するので、頑張ってください」と、当時のことを感謝した女性に、田村はニッコリ。「ありがとうございます。そんなもう、わざわざ嬉しいわ～（感謝の言葉を）届けてくれて」と、彼女との再会を喜んだ。

ちなみに女性は、田村に保護されたことをきっかけに、高校で勉強に励み、資格を取り、今ではしっかり働いている。彼女の人生を変えたということで、スタジオ一同は田村のことを、「すごいなぁ！」「人を動かしている！」などと称賛した。

なお、この様子は、3月7日に放送された『探偵！ナイトスクープ』(ABCテレビ)で紹介された。同放送回では、「竹山屋台」と題したコーナーが5年ぶりに復活。探偵の竹山隆範（カンニング）が屋台の店主となり、依頼者たちのさまざまな悩みや思いを聞いた。

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