『ポツンと一軒家』再会後3ヵ月でスピード結婚。3歳上の夫は小中高同じ憧れの先輩。元教師夫婦の馴れ初めにニヤニヤ

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高知県の山奥にポツンと佇む一軒のログハウスには、元教師の夫婦と次男が3人で暮らしている。80歳の夫と77歳の妻は元教師で、同じ村で生まれ育ち、通っていた学校も一緒。「いつも素敵やなと思っていた」と嬉しそうに馴れ初めを語る妻と、照れて「忘れた」と呟く夫が微笑ましい。

【動画】ログハウスの目の前には、夫婦円満を象徴するような丸い庭園が。花畑の中で仲睦まじく寄り添う夫婦が素敵!

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夫いわく故郷は、室町時代に応仁の乱で敗れた武将が命からがらたどり着いた土地で、560年の歴史があるのだとか。敷地内にはその武将を祀る神社のほか、彼の築120年の生家がある。一家は、普段ログハウスで生活しているが、生家は仏壇に手を合わせるために毎日訪れ、祭りや法事の際に宴会場として利用している。

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3歳離れた夫婦は元教師。生まれ故郷も同じで、親同士の仲が良く、小学校も中学校も高校も同じだ。妻にとって夫は、憧れの先輩だったという。「朝、主人が高校に自転車で通う時に、私は中学校に歩いていて、すれ違っていたんです」「いつも素敵やなと思っていた」などと妻が思い出を語ると、夫は照れて「要らんこと言わんでええ」と笑った。

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それから夫婦は教師になり、夫は京都、妻は大阪へ。2人は、夫の母親の勧めで7年ぶりに再会してすぐに付き合い、なんとその3ヵ月後に結婚したのだとか! 「3ヵ月やったね? お父さん」と妻からたずねられると、照れ屋な夫は「知らんなぁ」「いやいや、忘れた」とポツリ。交際を申し込んだのはおそらく夫だが、本人は「忘れた」の一点張りなため、「お父さんが言ってくれたと思う」と、妻は微笑んだ。

長年京都で家族と暮らし続けた夫は、両親の死後に故郷へ妻とともにUターン。その理由は、生家が「このまま廃れていくのは忍びない」から。「退職したので、帰って守ろうかなと。そういう気持ちがあった」そうで、ログハウスをすぐそばに建てて生家を守っている。ちなみに、京都には今も夫婦の家がある。高知のログハウスと行き来しているが、やることがたくさんある山暮らしの方が楽しく、用事がある時くらいしか京都に帰らないのだとか。

夫婦にとって高知のログハウスは、“終の住処”。夫婦は、家の前の田んぼを庭に造り変え、春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉や曼珠沙華などを眺めながら、のんびり過ごしている。そんな2人の子どもたちも、同じく自然が大好き。同居する次男はもちろん、「この土地をずっと未来永劫残していくみたいな、守っていくのが僕の役割」と思っている兵庫在住の長男の存在も、夫婦には心強い。

なお、元教師夫婦ら家族と高知のログハウス、夫の生家は、2月16日に放送されたバラエティ番組『ポツンと一軒家』で紹介された。

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