『ポツンと一軒家』捜索隊、圏外エリアの崩落しかけた古民家を目指して四苦八苦 「怖いな、気合を入れないとダメです」
これまでどんな荒れた道でも突き進んできた、バラエティ番組『ポツンと一軒家』の捜索隊。山道の運転に慣れた彼らでも、山口県の「ポツンと一軒家」にたどり着くまではかなり四苦八苦した! 道だけでなく、捜索隊の目的地である「ポツンと一軒家」も荒れていて……!?
【動画】祖母は出産直後に19歳の若さで他界。自分は2度の大病を経験。生家を守り続ける71歳男性の「人生ストーリー」が明らかに!
捜索隊の目的地は、山口県の瀬戸内海側の深い山の中にある「ポツンと一軒家」だ。最寄りの集落で暮らす人々いわく、山道の途中からは電話がつながらない圏外エリアとのこと。一軒家までは車で行けないほど道が狭いため、途中からは徒歩で向かわなければならないらしい。
意を決した捜索隊が車を走らせると、だんだん道が狭くなって暗い林道に突入し、道の傾斜もきつくなっていった。道路に木が倒れていたり、路面が陥没していたりもし、捜索隊は大慌てだ。「ヤバイヤバイヤバイ!」「うわわっぶつかりそうで怖い怖い怖い」「怖いな、気合を入れないとダメです」「めっちゃ疲れました……」と緊張しながら悪路を進んだ。そうしてなんとか駐車スペースまでたどり着いた捜索隊は、「ポツンと一軒家」の住人である71歳男性と出会った。
この「ポツンと一軒家」は、71歳男性の生家だ。「家は市街地にあって、アパートに家族が住んでいる」そうで、両親が死去した約12年前から71歳男性は麓町の自宅と空き家の生家を行き来しているという。週の半分は生家で過ごし、管理・整備しているのだとか。
長屋は大雪で屋根が下がって建具が損壊し、母屋は畳が腐食して崩落し、多発する天井の雨漏りによって台所と風呂は使えない状態だ。それでも71歳男性は、「誰も来なくなったら潰れちゃうんですよ。だからやれる限りはやっておこうかなと思って」と、生家をコツコツ修繕している。
家の整備や草刈りに精を出す71歳男性は、非常に元気そうに見えるが、実は4~5年前に2つの大病を患ったのだそう。年々体力が低下しながらも山奥の生家を守り続ける彼に、目頭が熱くなった視聴者は多いだろう。
なお、山口県の山奥で生家を守り続ける71歳男性が紹介された『ポツンと一軒家』2月11日放送回は、動画配信サービスTVerで無料配信中だ。