『ポツンと一軒家』最大の功労者が死去…仏壇に手を合わせた捜索隊に「感動の再会」が待っていた

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バラエティ番組『ポツンと一軒家』最大の功労者と言っても過言ではない人物が、実は死去していたことがわかった。訃報を知った同番組の捜索隊は、4年半ぶりに「ポツンと一軒家の宝庫」である集落へ……。そこで懐かしい人達と再会し、ある約束を交わす感動的な展開となった。

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「ポツンと一軒家の宝庫!」と捜索隊を驚かせたのは、熊本県の山の中にある小さな集落だ。かつて捜索隊は、そこに住んでいた元村長に8軒もの「ポツンと一軒家」を紹介してもらった。そんな元村長が82歳でこの世を去ったのは、2022年9月。捜索隊が彼の訃報を知ったのは、直接感謝を伝えようと連絡を取ったコロナ明けの2023年秋だった。

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4年半ぶりに集落を訪れ、元村長の仏壇に線香をあげた捜索隊。元村長が病院に入院した時期はコロナ禍で、彼の妻は「最期まで直接会えなかった」という。かつて元村長と一緒にポツンと一軒家まで捜索隊に案内してくれた元区長は、「村のために一生懸命だった」「村長をしていて、あそこまでした人は今までおらん」と元村長を偲んだ。

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元区長の話で、8軒のポツンと一軒家の「その後」もわかった。2022年9月に台風によって付近の山で土砂崩れが発生し、なんと8軒のうち3軒の一家は麓町や県外の親族の元へ避難中だそうだ。一方で、今も元気にポツンと一軒家で暮らしている人達もいるとのこと。そこで捜索隊は、以前と同じく元区長と一緒にポツンと一軒家へ向かった。

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今も元気なポツンと一軒家の住人の1人は、元村長と同い年の女性。夫の死後1人で暮らす彼女は現在83歳だ。変わらず明るく、久しぶりに再会した捜索隊と元区長に昼食を振舞ってくれた。また、彼女の自宅から約3キロ離れたポツンと一軒家に住む元教師の女性も元気いっぱいだ。ちなみに、彼女は元区長の担任で、8軒のポツンと一軒家の住人の中で最高齢の現在97歳! 以前のように畑仕事はできないが、新聞を熟読して毎日日記も書いているのだとか。

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捜索隊、元区長、そしてポツンと一軒家に住む女性たちは、思い出話に花を咲かせて「ある約束」をした。それは、元教師が100歳になる2年2ヶ月後に全員で集まり、彼女の誕生日を祝うことだ。その時は、天国から元村長が冗談交じりの祝辞を述べて、元教師の誕生日を祝ってくれることだろう。

捜索隊と懐かしの人々の再会、そして、彼らの新たな約束に心が温かくなる『ポツンと一軒家』11月19日放送回は、動画配信サービスTVerで無料配信中だ。

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番組史上最多8軒のポツンと一軒家を紹介してくれた元村長が天国へ……。捜索隊が彼の仏壇に手を合わせ、懐かしの人達と再会し、新たな約束を交わした姿にグッとくるバラエティ番組『ポツンと一軒家』を無料配信中

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